オール電化住宅の設備機器を考えます。
今回は、その1です。
■「オール電化住宅」とは?
現在では「オール電化住宅」と言っても、
初めて聞かれる方は少なくなってきたようです。
ですが、
- 何がオール電化住宅なの?
- どんな便利なことがあるの?
など、案外知られていない方はまだまだ多いように感じます。
そこで、「オール電化住宅ではどんな機器があるのか?」
という身近な話題から始めたいと思います。
■オール電化住宅の3つの機器
- 調理する ⇒ IHクッキングヒーター
- お湯を沸かす ⇒ 電気温水器、エコキュート
- 部屋を暖める ⇒ 蓄熱式電気暖房器、電気式床暖房
この3つの機器を取り入れて
住まいを電化住宅とする事です。
電気料金の契約をオール電化住宅対応に変えることで
通常100Vのところを200Vという大きな電気を
使うことが出来るようになります。
例えば、現在お使いの調理器具がガスなら200Vの
電気工事をしてIHクッキングヒーター取り付ければ、
キッチンだけでも、すぐに電化住宅になります。
簡単に電化リフォームをするなら、
IHクッキングヒーターがお勧めです。
ガスコンロのような卓上型の
IHクッキングヒーターもあるので便利ですね。
このIHクッキングヒーターを使ってみるというのが、
一番簡単なリフォームになります。
わが家は、昔から卓上のIH調理器(National製)を
使っています。
100Vですが意外とパワフルで
値段も手頃なので便利です。
■【IHクッキングヒーター】導入のステップ
新築の場合には、システムキッチンの一部として
選択していけばIHクッキングヒーターになります。
どのメーカーでも「IH」か「ガス」かを選択すれば
どちらも選べます。
「IH」か「ガス」かを選ぶのは、
プランニングをするときの大きなポイントになります。
■IHにすると「下がり壁」がなくなる?
火気が発生しない調理器具なのでキッチンにある「下がり壁」
がいらなくなります。
通常、ガス調理器なら天井から50センチ以上の「下がり壁」を、
付けなければなりません。
ところがIHを選択すると付けることがなくてよくなります。
つまり、開放的な空間を可能にしてくれたのです。
■IHなら汚れにくい
キッチンまわりの汚れやお掃除が簡単になりました。
ガス調理器と違うのは、油などの飛び散りでしょう。
飛散が少なくて、調理器自体のお掃除が楽になりました。
ガラストップなら拭き取るだけです。
また通常の幅が60センチなのに対してワイドトップという幅が
75センチというものもあります。
調理スタイルに応じて選択する必要がありますね。
■スチーム付のオーブンレンジがおすすめ
IH調理器を選択するなら、その下部のスペースを利用した
オーブンレンジ(オーブン電子レンジ付)もおすすめです。
私の住まいでも採用していますが、その中でもスチームタイプ
がお勧めアイテムです。
冷凍保存しておいた「ご飯」などを解凍する際には、
まるで炊き立てのように、みずみずしく温まります。
またわが家では、炊飯ジャーもスチームタイプを
採用しています。
わが家では、キッチンまわりの家電機器では
ナショナル製がお気に入りです。
あと生ゴミ処理機もナショナル製で揃えると
キッチンまわりの家電が一つのメーカーに揃うので
何かと効率良く使うことが出来ますね。
■「キロワット」
IHクッキングヒーター選びのポイントは「キロワット」です。
火力の大きさを、kw(キロワット)で表します。
通常、卓上型ではコンセントから電源を取るので
100Vで1.2kwになっています。
埋め込み型(ビルトイン)なら200Vで、
2kwや3kwが選択出来ます。
通常なら2kwで充分な火力が得られます。
1kwとは、電力量のことを表します。
1kwを1時間使用すると約22円かかります。
(電気料金の契約にも違ってきます。
あくまでも一つの目安だと思ってください。)
■IHクッキングヒーター用の「鍋」や「フライパン」
IH専用の「鍋」や「フライパン」を準備する必要があります。
私の住まいでは、昔から卓上型を使っていたこともあってか、
IH用の「鍋」や「フライパン」を使っていました。
なので移行は、簡単でした。
ただ注意しなければならないのが、
「鍋」や「フライパン」の規格です。
100V対応なのか200V対応なのかということです。
また、便利なのがIH用の土鍋です。
IH卓上型を併用すれば、カセット型の卓上コンロを使うことなく、
土鍋でもIHを使うことが出来ます。
■グリルは両面焼き
グリルは、「両面焼き」がお勧めです。
ひっくり返さなくても良いのが特徴です。
最低限選らんでおきたいところです。
たいていのIH調理器は両面焼きになっていますが、
お手頃タイプのものは、まだ片面焼きなのでよく確認しましょう。
■オールメタル対応
ナショナル製のオールメタル対応のIHクッキングヒーターです。
オールメタルの特徴は、すべての金属製の鍋が使えることです。
アルミフライパン、アルミ片手鍋、アルミ圧力鍋、アルミ両手鍋、
ステンレス多層鍋、銅鍋。
通常のIHクッキングヒーターでは専用の鍋やフライパンでしか
使えませんでした。
IHクッキングヒーターに使えるかどうかを見分けるポイントは、
磁石がくっつくかどうかで判断すると分かりやすいです。
■ブラックかシルバーか?
「色」です。
通常ならブラック(黒)が標準です。
シルバーを選択することも出来ます。
キッチンまわりのデザインに合わせると良いでしょう。
■据置型
リフォームにおいてどうしても埋め込み型(ビルトイン)タイプ
が使えない場合があります。
そんな時には「据置型のIH」を設置することが出来ます。
コンロ置き台にそのまま置けるのがポイントです。
またIHクッキングヒーター用のコンセントをお忘れなく。
■オール電化住宅の3つのポイント
- 1 「省エネ」である
- 2 「火」を使わないので安全・安心
- 3 24時間あたたかな住まい
上記の3つが電化住宅にする利点として考えられます。
快適な住まいづくりでは欠かすことが出来ないポイントです。
■IHクッキングヒーター:メーカーWEBサイト
■電力会社WEBサイト
東北電力
⇒
http://www.tohoku-epco.co.jp/suggestion2/index.htm
オール電化住宅のポイントがわかるWEBサイトです。
■今日はオール電化住宅の機器として
IHクッキングヒーターをお伝えしました。
使いやすいキッチンにしてくださいね。
■『わが家のリフォーム』
わが家のリフォームしたポイントを
一級建築士・キッチンスペシャリストの美代子さんが
書いています。
キッチン編:
http://blog.livedoor.jp/sakaitoshimi/archives/50368030.html
酒井利美