快適住宅論2

2007年08月11日

携帯電話

 こんにちは、酒井です。


 東京は暑いですね。


 今日一日で相当やせた気がします・・・


 用事を済ませ、帰りの新幹線に乗り込み
 車内のクーラーで涼みながらメルマガを書いています。


 さて先日、携帯を交換しました。


 ここ2年間は交換していなかったのですが、
 ようやく機種変更をしました。


 そして、かなり時代遅れ!?と笑われてしまいそうですが、
 それまでずっとドコモのムーバを使っていたのです。


 FOMAからFOMAではなくて、
 MOVAからFOMAになったのです・・・

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2007年06月30日

コミュニケーションが取れるキッチンのカタチ

 さっそくですが、前回の、

「キッチンと○○とのつながりが
 コミュニケーションを変える・・・」にある「○○」は?

 という宿題を出しましたが覚えてますか?


 答えをお知らせします。それは・・・


「○○」=「リビング」


 つまり、「キッチンとリビングとのつながりが
 コミュニケーションを変える」でした。


 宿題だったので何通かメールを頂きましたが
 皆さん深く考えすぎてしまったように感じます。


 あなたの答えはいかがでしたか?


 しかし、答えはとてもシンプルでした。


 そして、キッチンの位置関係について前回書きましたが
 あなたの住まいでは、どのようになっているでしょうか?


 今、現在の状況から考えると分かりやすいので
 たとえアパートなどにお住まいであったとしても
 現在のキッチンの配置状況から考えます。


 家づくりで基準にするのは、キッチンです。


 リビングや寝室ではありません。


 キッチンを中心に考えます。


 それは、キッチンを豪華にするとか
 予算を増やすということでもありません。


 家族とのコミュニケーションが取れるように
 キッチンを配置しなければならないのです。


 私たちは、2人の子供がいるせいか、
 今まで子育て世代の家づくりを
 手がけさせていただきました。


 ですから、子供たちとのコミュニケーションが
 取れる配置を実践して来ました。


 私たちの住まいでは、リビングで
 子供たちが遊ぶことが多いので、

 キッチンとリビングにおいて、
 コミュニケーションが取れるかどうかに
 関わってくるのです。


 キッチンの配置は、キッチンの位置関係によって
 使い方や、家族とのコミュニケーションが
 大きく変わってくるのです。


 次回、その配置の仕方について
 大切なポイントをお話します。


 酒井利美
  
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2007年06月28日

キッチンの位置関係

 キッチンの配置は、キッチンの位置関係によって
 使い方や、家族とのコミュニケーションが劇的に変ります。


 キッチンの位置関係の基本は、
「キッチンを中心に考える」ことです。


 ただ、LDKになっているとか、
 対面キッチンにすれば良いということでは
 使いやすくて、コミュニケーションが取りやすいカタチ
 とは言えません。


 このキッチンを中心にして、
「キッチンから○○へ」という人の動き(動線)を
 考えて設計するのがポイントです。


 そして、最適なキッチンの位置関係とは、
「住まいの中心に設計する」ことで解決します。


 たとえば、


「キッチンとダイニングの関係」

「キッチンとリビングの関係」

「キッチンと洗面脱衣室の関係」など、


 住まいの主要な部屋への移動が楽に出来るように
 配慮することで快適な住まいになります。


 あなたの住まいでキッチンの位置関係は、
 中心になるように配置されていますか?


 次回は、「キッチンと○○とのつながりが
 コミュニケーションを変える・・・」です。


 さて、「キッチンと○○・・・」とありますが、
 ○○の部屋名は分かりますか?


 それでは、次回までの宿題にしましょう。


 ではまた


 酒井利美

  
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2007年06月27日

キッチンのカタチ

 私たちの住まいのキッチンが、
 雑誌に掲載されることになりました。


 後日、掲載される文章はご紹介したいと思いますが、
 今回は、そのキッチンについての知識を深めて頂こうと思います。


 私たちの住まいへ来られた方は分かると思いますが
 キッチン・ダイニング・リビングの関係が、
 一般的な配置と違っていることに気づいたと思います。


 通常なら、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)
 という部屋であれば、間仕切りなどのない一つの空間になりますが、
 私たちの住まいは違います。


「考え方」を根本的に変えてみたのです。


 私たちの住まいは、建築制限があって、
 リフォームという選択肢しかありませんでした。


 なので、リフォームでも使いやすくしたかったのです。


 私たちはキッチンスペシャリストなので、
 キッチンづくりには、こだわりがあります。


 その、キッチンの配置をリフォームをきっかけに
 変えてみたのです。


 一般的にLDKを考えるなら、
 キッチンとダイニングの関係は深いものです。


  「キッチン」<=>「ダイニング」


 通常、キッチンで食事を作り、
 ダイニングで食べる
 という生活の流れがあります。


 そして、ダイニングとリビングの関係も深いものです。


  「ダイニング」<=>「リビング」


 私たちの住まいは、この3つの空間であるLDKの
 基本的な関係性を変えたのです。


 なぜ、変えたのでしょうか?


 そして、どのように変えたのでしょうか?


 理由は「コミュニケーション」に大きく関係していますが、
 続きは、次回にします。


 あなたの住まいでキッチンの配置がどのようになっているかを
 チェックしておいてください。


 ではまた


 酒井利美
  
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2007年05月16日

住まいの照明選びのポイント・入門編2

■「ホタルタイプ」のスイッチ

 スイッチにも種類があります。

 デザインがそれぞれ違うので、
 使い勝手を考えたスイッチ選びも必要です。

 簡単に分類すると2種類あります。

「ホタルタイプ」かどうかです。

「ホタル」タイプのスイッチとは照明器具を
 消していてもスイッチについている、
 小さなランプが点灯するため暗闇の中でも
 スイッチの位置がわかるもの。

 階段・廊下・トイレなどのスイッチに使用されます。

 スイッチの部分が、オレンジ色か緑色に光ります。

 暗い部分でも光るタイプのスイッチは便利ですね。

 また、電気が点いていると電気代がかかると
 思われがちですが、LED型になっているので
 あまり電気代を気にするほどでもないようです。

 ちなみに、最近の照明器具には
 LEDタイプの照明が増えてきました。

 例えば、常夜灯や保安灯、
 外部の足元灯などにも使われます。

 今後は、LEDを使った照明器具は、
 一般の部屋にもLEDが普及してくるでしょう。 


■「回路」について

 照明器具を考える場合には、器具を
 点灯させるためのスイッチの位置を
 考えなければなりません。

 例えば、寝室に入る前に点灯して、
 ベッドに入り手元で消すことが出来る
 ようにするというスイッチです。

 回路の名前で言うと「3路スイッチ」と呼びます。

 呼び方が特殊なので覚えておくと便利です。

 また、階段で例えるなら、階段の下で点灯させ、
 上り切った所で照明を消すという回路も
 3路スイッチと言います。

 階段でも人感センサーを設置すると便利です。

 同じように考えれば、もう一つスイッチを
 追加して入り切りが出来るようにするなら
 4路スイッチと呼びます。

 照明器具の種類とスイッチの位置に気をつけて
 配置するのがポイントです。


■「ダウンライト」を使用してみる。

 ダウンライトを使うと
 部屋や廊下がすっきりします。

 天井からぶら下がっているのではなく、
 埋め込みになっているタイプの照明器具です。

 天井が傾斜している場合には
 傾斜天井用のダウンライトがあるので便利です。


■「ダウンライト」施工の3つのポイント

 ダウンライトを選ぶには、天井内に埋め込みになるので
 注意するポイントがあります。

【ポイント1】

  天井裏の断熱材がグラスウールの場合には、
  断熱タイプのダウンライトを選ばなくてはなりません。
  断熱タイプを使用しない場合には、グラスウールなどの
  断熱材を切り取ります。

  例:「SG型」「SGI型」など

【ポイント2】

  浅型かどうかを見極める。

  例:ロフト下などで使用する場合には、
    天井内が浅い場合に浅型を選びます。

【ポイント3】

  蛍光灯か電球型かを選ぶ。

  例:使う場所に応じた器具を選択する必要があります。
    トイレや階段で使用する場合には、
    すぐに点灯して欲しいので、電球型を選びます。
    リビングなどの長時間使用する場所では、
    蛍光灯を選択します。


■蛍光灯タイプには「昼白色」か「電球色」かを選択できます。

 室内の演出に必要な光源を選びます。


■蛍光灯タイプでも調光が出来るタイプがあります。

 私が知る限り、少し前までは蛍光灯では、
 調光が出来ませんでした。

 最近の器具では、蛍光灯でも調光機能があります。

 ありそうでなかったのが、蛍光灯で調光です。

 電気代を節約したい場所での使用で効果があります。

 ただ、配線に注意が必要なので、
 電気屋さんがお読みの方は、お分かりだと思いますが、
「信号線」をあらかじめ配線しておかなければいけません。


■住まいの照明器具プレゼンボード

 私も設計の時には必ず照明器具の
 プレゼンボードを作成します。

 設備機器(ユニットバス・キッチン・トイレなど)だと
 作ると分かりやすいですが、照明器具の
 プレゼンボードを作られない方がまだ多いようです。 

 照明器具のメーカーさんでも無料でつくって頂けるので
 試してみて下さい。


 酒井利美

  
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住まいの照明選びのポイント・入門編1

■住まいの照明とは?

 住まいづくりにおいて照明は欠かせないものです。

 また照明計画が、しっかりしていないと
 快適な生活を送ることが出来ません。

 私は、照明計画は、プランニングづくりと
 並行して、早い時期にしっかりと
 計画をしておくことを、お勧めしています。

 照明計画とは、単なる明かりだけではなく、
 スイッチやコンセントの位置、
 それにセンサーを取り入れるなど
 快適な住まいづくりに直結するからです。


■照明の基本:電球型と蛍光灯

 照明計画をする際に、
 初めに考えるのは「光源」です。

 大きく分けると「電球型」と「蛍光灯」です。

 この2点は、押さえておかなければなりません。

 今回の『快適住宅論』では、
「電球型」にポイントを絞ってご紹介します。


■「電球型」を使う

「電球型」と言ってもさまざまです。

 例えば、一般電球、ミニクリプトンランプ、レフランプ、
 ハロゲンランプなどがあります。

 私の場合、いつも使用しているのは、
 一般電球、ミニクリプトンランプ、
 ダイクロミラー付ハロゲンランプなどです。

 暖かい色、そしてスイッチを入れると
 瞬間的に点灯するのが特徴です。

 欠点は、ワット数が多くなるので
 電気料もそれなりに多くかかります。

 それに電球が切れやすいことです。

 使う場所としては、瞬間的に
 点灯するという利点がいかせる場所です。

 トイレや洗面脱衣室、廊下や階段、玄関などです。

 色合いが暖かくやわらかいので、
 くつろぎスペースとなるリビングや寝室にも使えます。

 また「調光(ライトコントロール)」や
「センサー」機能がある場所にも使えます。


■「センサー」を使う

 照明の「センサー」には、
「人感センサー・ON/OFF型」と「明暗センサー」
 があります。

 また、どちらの機能もあわせ持つ
「人感センサーモード切替型」もあります。

「人感」タイプは動きに反応して自動的に
 スイッチをオン(点灯)にしたり、
 ある一定時間が経つとスイッチが
 オフ(消灯)になります。

 例えば、玄関です。

 帰宅時に玄関ドアに近づくと
 玄関先が明るくなり、玄関ドアを開けると
 自動的に照明が点きます。

 使ってみると分かりますが
 スイッチを探さなくて良いので便利です。


 次はトイレです。

 センサーがあると、扉を開けた瞬間に
 照明が点きます。

 またトイレでは換気扇を
 連動させると便利です。

 そして便座も自動で開閉、
 自動水洗ならとても便利になりますね。

 スイッチに触らずに済むという生活は
 快適な住まいで欠かせませんよ。

 照明器具に、センサーユニットが最初から
 付いているか、またはオプションで追加すれば
「センサー」機能を使うことが出来ます。

 現在ある照明器具にセンサーを設置出来るので
「照明リフォーム」というのも楽しいですね。


 次回は、【住まいの照明選びのポイント・入門編2】についてです。


 酒井利美

  
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2007年05月15日

洗面台のポイント

■「洗面台」⇒既製品のポイント

 既製品の「洗面台」は、
「収納」が充実しています。

 前面が鏡になっている所の裏にも収納できます。

 そしてシャワーが使えるのがポイントです。

 設備配管としては、床給排水か壁給排水かを
 あらかじめ決めておかなければなりません。

 詳しくは、洗面台を選ぶ際にご確認下さい。

 既製品だと幅が、600ミリ、750ミリ、900ミリ、
 1200ミリなどの種類があります。

 部屋のスペースに合わせて選びます。

 またタオルなどを収納することが出来るように、
 収納棚を洗面台のわきに
 設置出来るのがいいですね。


■「洗面台」⇒造り付けのポイント

 たくさんある「洗面器」の中から選んで
 設置出来るのが利点です。

 オリジナル「洗面台」にこだわるならなら
 造り付けがお勧めです。

 そして「水洗金具」も自由に選べます。

 水洗金具は、立ち上がりタイプと、
 壁出しのタイプがあります。

 床に配管か、壁に配管が来るということです。

 足元をすっきりさせるなら壁出しの
 給排水タイプを選ぶと良いでしょう。

 ただし、壁出しタイプの器具を選ぶと
 選択肢が限られます。

 製品の数が少ないんですね。

 水洗金具メーカーとしては、
 INAX、TOTO、SANEIなどがあります。

 そしてGROHE(グローエ)という水洗金具も選べます。

「洗面器」もオリジナルで選びたいところですが
「水洗金具」でデザイン性に大きく影響してきます。

「鏡」は、造り付けなので自由に設置できます。

 例えば、洗面台の前面に大きく設置して、
 鏡をくり貫いて水洗金具を付ける事も出来ますね。

 これは、水洗金具が浮いて見えるのでお勧めです。

「洗面器」は、大きなタイプを選ぶと使いやすいですよ。

 洗面用の「洗面器」を必ず選ぶ必要はないんです。

 あと、忘れてならないのが「姿見の鏡」です。

 この全身が写る鏡があると便利です。


■「脱衣室」の機能

 浴室の前にある部屋です。

 洋服を脱いだり、着替えたりする部屋です。

 着替えやバスタオルなどを置ける収納が
 設置されていると便利です。

「洗面室」と「脱衣室」が、別々に
 設けられていると間取りの上で
 とても使いやすくなります。

「洗面」と「脱衣」という機能を別々にすることで、
 使い勝手がはっきりします。

 あと脱衣室には、洗濯機を設置します。

 別の部屋に洗濯室を設けてもOKです。

 ポイントは、洗濯機が置く場所です。

 たいてい浴室側に近いほうに設置しますので
 注意して下さい。

 また、ちょっとした手洗いが出来る程度の
 水洗があるとさらに便利ですね。


■「洗面脱衣室」の機能

「洗面」と「脱衣」の利点を併せ持つ部屋です。

 ひとつの部屋に集約させることで、
 間取りもすっきりさせることが出来ます。

 ただし、一般的な「洗面脱衣室」の大きさは
 1坪(畳2枚分の部屋)です。

 その中に洗面台と洗濯機、
 そして着替えなどを設置するとなると、

 実際に使えるスペースが狭くなります。

 出来るなら、1坪ではなくて1.25坪か
 1.5坪(畳3枚分)の大きさを確保する
 と使いやすくなってきます。

 お勧めなので、浴室が1.25坪サイズや
 1.5坪サイズを選択されたら、
 同じように「洗面脱衣室」も
 合わせるのがポイントです。


 酒井利美

  
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2007年04月30日

カリモク60のある暮らし

カリモク60


カリモク60

*写真は、わが家の応接室兼ホームシアタールームにあるカリモク60です。

 落ち着いた雰囲気と存在感によって、
 座っているだけで幸せになってしまうという
 不思議な椅子です。


 ブラックがいい感じでなじんでいます。


 写真は、カリモク60 Kチェア1シーターと2シーター、
 そしてローテーブルです。


 色はブラック。


 私はカリモクがお気に入りですが、

 あなたの部屋に置きたいと思っている家具は
 決まっていますか?


 決まっていないとしたら
 家づくりをする前に身近にある家具を
 見直した方が良いかもしれません。


 住宅と家具は、一心同体です。


 どちらもほど良いバランスが必要です。


 大好きな家具に囲まれた
 生活を送りましょう。


 酒井利美
  
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2007年04月29日

家具の大きさ・・・

■インテリアコーディネートのポイント(6)


 今回は、前回の続きです。

「家具選びの3つの基本ポイント:その2」になります。

 その1はこちらからご覧ください。


【2】大きさと高さを考える

「縦」×「横」の大きさが、
 予定している場所へ設置できるのかを
 チェックします。

 家具が先ではありません。

「部屋」に見合った家具にしなければなりません。

 そして、家具は立体的に
 考えることも必要です。

「高さ」方向を忘れていると、
 部屋自体のデザイン性や
 快適性を損ねてしまいます。

 あまり高すぎても
 圧迫感が出てしまいます。

 たとえば、立った姿勢で、
 手を上に伸ばした時に
 物が取り出せる高さにします。

 ポイントは家具は飾っておくものではないので、
 適度に使いやすい高さにしねければなりません。

 また、脚立を利用しなければ
 取り出せない家具がある場合には、
 収納している物も
 いつも使っている物と
 分けておくことです。


 次回は、3つ目のポイントをご紹介します。


 酒井利美

  
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2007年04月28日

家具選びの3つの基本ポイント:その1【使用目的】

■インテリアコーディネートのポイント(5)

家具とは・・・!?

「建築」は、建物に固定されているものを指します、
「家具」というのは固定されていない、
 生活に使う「調度品」のことを言います。

 そして、さまざまな生活するための
「目的」を果たす役割を持っているのです。

 つまり、暮らしのための
 大切な「道具」なのです。

「家具」には、

 いす、ベット、などの足が付いている「脚物」と、
 テーブルや机などの「台物」
 タンスや戸棚などの「箱物」
 分けることが出来ます。


 もう一度、整理してみるると、

 ・脚物 = いす、ベットなど
 ・台物 = テーブル、机など
 ・箱物 = タンス、戸棚など

 です。 この基本をおさえておいてください。

 それから部屋全体の家具の
 コーディネートを考えるとうまくいきます。


 それでは、家具選びの3つのポイントの
 1つ目をご紹介しましょう!


家具選びの3つの基本ポイント

【1】使用目的

 家具単品で考えると、とても便利そうで
 カッコ良い感じがするかもしれませんが、
 購入する前に気をつけておくことがあるのです。

 それは、「使用目的」です。


「何のために?」

 そして、

「なぜ、その家具が必要なのか?」

 を、考えておかなければ
 購入したとしても意味のないものと
 なってしまいます。


 あなたにとって、

 ・本当に「必要」なものかどうか?

 ・「価格」は、妥当かどうか?

 ・「大きさ」はどうか?

 ・「置く場所」は決まっているか?

 という基本的なポイントを確認してから
 家具選びをすることです。


 次回は、2つ目のポイントをご紹介します。


 酒井利美
  
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2007年04月27日

「劇場型」と「博物館型」の違い

■インテリアコーディネートのポイント(4)

■日本人の整理整頓とは…

 住まいは、物を蓄える場所です。

 昔は、人々が生きるための知恵として
 食料を貯えることを考えました。

 しまっておくための物が多くなれば、
 どのようにしまうかということが問題になり、
 整理の方法を考える工夫がされて来ました。

 しかし日本では、ほとんどの物を
「納戸(なんど)」へしまっておくという
 習慣がありました。

 そして出来るだけ部屋の中に
 物を置かないようにしたのです。

 歴史から考えてみても、
 物が存在しない空間を
 日本人は好んだようです。

 そして必要な時に、
 必要な物を取り出してくる
 という方法を取りました。

 舞台において大道具や小道具を
 持ち出してくるということから
「劇場型」と建築評論家の上田篤さんが
 著書の中で書いていました。
(日本人とすまい 上田篤 著:岩波新書より)

 では、欧米諸国での考え方は
 どうだったのでしょうか?

 ちなみに欧米の建物のことを
「組積造(そせきぞう)」といいます。

 組積造とは、石やレンガ、
 コンクリートブロックを積み上げて
 造られた建物のことを言います。

 一方、日本の住まいのは柱と梁からなる建物です。

「架構式(かこうしき)」と言います。

 話を欧米諸国に戻すと、
 組積造では部屋を自由に大きくしたり、
 小さくしたり出来ません。

 限られた中での生活をしなければなりません。

 部屋に物を置くというスペースを
 広げることが困難だったからです。

 床に置くという発想ではなく、
 上に積み重ねるという発想が
 自然と身についたのです。

 それで物は、家具の上に置くか、
 家具の中にしまうことになりました。

 納戸のように別の部屋にしまって
 見えなくするのではなく家具の中にしまい、
 いつも目に留まる所に物を置いていたのです。

 こちらは、「劇場型」に対して
「博物館型」と言います。

 物をしまうという習慣の違いは
 インテリアデザインの違いとして
 表れているのです。

 日本人は、物を片付け、
 部屋の中をシンプルに保つようにしていましたが、
 いつしか物が溢れてしまうようになってしまいました。

 私も、整理整頓は苦手です。

 ですが物を整理しなくてはシンプルライフを
 送ることができません。

 整理整頓の方法、そして収納術をマスターすることが、
 快適な住まいづくりには欠かせない大切なことなのです。


 次回は、家具選びについてご紹介します。


 酒井利美
  
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2007年04月26日

「家具」からインテリアを考える

■インテリアコーディネートのポイント(3)


■「家具」からインテリアを考える

 家は、ひとつの大きな「箱」です。

 その大きな箱があることで、
 私たちは生活を送ることができます。

 そこで生活を営むために必要なのが「家具」です。

 大きな箱があるだけでは、
 生活を送ることができません。

 生活を営むために必要なもの、
 それが「家具」なのです。

 一般的に考えられがちなのは、


 「インテリア」 = 「家具」


 であるという安易な考え方です。

「家具」はインテリアの一部に過ぎません。

 インテリアコーディネートで大切なのは、
「室内環境でのルールの統一」です。

「家具」もその一つの選択肢上にあるのです。

 どのような家具がいいのか? を考える前に、
 ルールを持ったインテリアスタイルを確立させることです。

 もし、ルールをまだ持っていないとすれば、
 ライフスタイルの見直しが必要になるかもしれませんよ。


 酒井利美

  
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2007年04月25日

隠れ家・・・

あなたが、いつもいる居場所を決める

 前回は、「生活スタイル」について書きました。

 バックナンバーはこちらです。
 ↓
 http://blog.livedoor.jp/sakaitoshimi/archives/50793698.html


 今回は、あなたが住まいの中で
 いつもいる「居場所」を決めます。

 住まいの中で、いつもいる「場所」というのは
 そんなに多くはないはずです。

 そして、平日と休日でも居場所は
 変わってきます。

「どの場所にいると居心地が良いのか?」を
 客観的にチェックしておくことが必要です。

 家族の誰が、どこにいるのか?

 というのは通常なら考えることはありませんが
 意外と大切な要素になるので、
 しっかりと考えておきましょう。

 居場所に応じてインテリアスタイルも
 変わってくるからです。 

 私は、書斎兼事務所にいるのが
 一日のうちで一番多くなっています。

 雑多な書類や本に囲まれています。(^^;

 かなり狭いスペースなので雑然としていますが、
 その部屋に行けば必要なものが、
 すべて揃っているからです。

 作業スペースと割り切っているのです。

 快適性というよりは、機能性を
 優先させた空間にしています。

 そして、次に多いのがリビングです。

 子供達と遊ぶスペースであったり、
 テレビを見るための部屋にしています。

 3番目は、ホームシアタースペースです。

 昨年、わが家をリフォームしてから、
 このホームシアタースペースをつくりましたが、
 シアタールームがない時代から、
 私は「隠れ家」みたいな居場所を
 いつも確保していました。

 私は、「隠れ家」が大切だと思います。

 一人になれる空間というのは
 多忙な毎日に欠かせないと思っているからです。


「隠れ家」を考える

 だんなさんや奥さんにとって、
 住まいに「隠れ家」を設けることは欠かせません。

 隠れ家スペースをなんとかして確保したいものです。

 通常の家では、だんなさんの部屋といえば、
 せいぜい「書斎」がつくれるかどうかでした。

 作れたとしても何かのスペースと兼用だったりします。

 奥さんの場合には、今までなら寝室の片隅に少しだけ
 スペースを確保するぐらいしか考えられていませんでした。

 これからは「家事室」をつくるなどの
 奥さんの配慮も必要です。

 一般的に「家事室」とは、洗濯物をたたんだり
 アイロンをかけたりするための部屋と考えられがちです。

 その家事室にパソコンを置いてみたら・・・

 かなり部屋として変わってきますよね。

 奥さん専用のパソコンが置かれるわけです。

 だんなさんと兼用のパソコンではありません。

 また、奥さんだけの秘密の部屋としても良いでしょう。

 一般的にリビングと兼用にするという
 安易な考え方を捨てて、
 ひとつの空間として計画してみると、
 毎日の暮らしが豊かになるものです。

 この考え方は、新築やリフォームにしか
 使える考え方ではありません。

 今あるスペースで、目的を持たせた
 スペースを確保することが大切なのです。


 次回は、「家具とインテリアの関係」
 について考えます。


 酒井利美

  
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2007年04月24日

人とインテリア

 今回は、インテリアコーディネートについての
 ポイントをご紹介します。


■インテリアコーディネートのポイント(1)


生活スタイル

 インテリアは、住まう人が快適に
 過ごせるように考えるのが基本です。

 カッコ良く見せている生活感のない住まいは
 快適な住まいとは言えません。

 テレビや雑誌に登場するようなスタイルの
 インテリアを目指しては失敗してしまいます(きっぱり!)。

 あなた流の住まいを手にすることが近道なのです。

 あなたは、次のことを考えたりしませんでしたか?

 ・現状に満足できていない・・・
 ・インテリアは、家具が決めてだ!と思い込んでいる・・・
 ・知り合いの家のほうが、カッコよく見える・・・

 そして、見た目がカッコよいカーテン、カーペット、
 壁紙などなどを集めても良いインテリア空間にはなりません。

 あなたのスタイルにあったものであることが必要です。

 また、選ぶ場合に注意しなければならないのが「使用目的」です。

 なぜこれを選んだのか?
 という理由付けが大切です。

 ひとつひとつ吟味してインテリアアイテムを選ぶことが
 最終的に「自分流」に繋がるからです。

 あなた自身の「生活スタイル」が一番大切です。

 マネをしていては、だめなのです。

 あなた流、あなたのスタイルをつくることです。


インテリアは変化する

 インテリアは、家族の年齢、嗜好、流行と共に
 変化していきます。

 また、何年後かに家全体をリフォームするかもしれません。

 長期計画でプランを練ることが必要です。

 失敗しないインテリアのコーディネートをするためには、
 家族の要求や暮らし方を知ることから始まります。


家族の暮らし方を知る

 暮らし方は、さまざまな角度から
 チェックしていくと見えてきます。

 たとえば、

 お客さんなどの来訪者が多いタイプであるか?
 夜型の生活か?
 静かな生活を送りたいのか?
 子供にとって危険のない住まいにしたいか?

 など、チェック項目はたくさん出てくると思います。

 家族の暮らし方を表にまとめて書き出すと
 コーディネートをする上で役立ちます。


 次回は、「インテリ空間」についてお伝えしましょう。


 酒井利美
  
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2007年03月28日

オール電化住宅特集・その4 住まいを床から暖める

 こんにちは。酒井です。

 今回はオール電化住宅特集:その4「床暖房」です。

 床暖房は皆さんご存知の方も多いと思います。

 その床暖房のタイプや設置方法などをご紹介します。


■3つの床暖房


 住まいを足元から暖めてくれるのが、
 床暖房です。

 床暖房には、3つのタイプがあります。

「電気パネル式床暖房」「温水式床暖房」
「蓄熱式電気床暖房」です。

 工事が簡単なのが「電気パネル式」です。

 床のフローリングの下に貼り付け電気工事をすれば
 設置できます。

「温水式」は、給湯器でお湯をつくり床下に温水の配管を
 して暖める工法です。

「蓄熱式」は、蓄熱パネルを床下に入れる工法です。

 今日は「蓄熱式電気床暖房」について考えます。


■設計のポイント

 ここでは、技術的な話をしますが、
 大切なポイントなのでじっくり修得してください。

「蓄熱式電気床暖房」(以後、床暖房と呼ぶことにします)は、
 床下に入れますが、どのように設計すると良いかについての
 ポイントをまとめます。

 床暖房は、厚さが30〜40ミリあり
 根太(ねだ:床下に入れる木材)の間に入れます。

 床下の施工の順序(木造)としては、

 1 断熱材
 2 下地合板
 3 根太
 4 蓄熱パネル
 5 フローリング

 になります。

 断熱材は、押出し方ポリスチレンフォームを施工します。

 そして下地合板を張りますがネダレス
 (根太を細かく入れない)にして使用します。

 下地合板は通常12ミリですが、
 ネダレスの場合には24ミリか28ミリ
 の厚めの構造用合板を張ります。

 そして、下地合板の上に蓄熱パネルが隠れるぐらいに、
 根太を入れます。

 フローリングは床暖房対応の物を選んでください。

 でないと、フローリングが痛みやすくなってしまうからです。

 一般的なフローリングを使用すると熱によって「そり」が
 おこりやすくなるからです。

 確認して施工してください。


■床暖房の良さ


 床暖房は、先日も書きましたが「凝固熱」を利用した暖房です。

 夜間の熱を利用して固体を融かして昼間に少しずつ
 固まって行く時に熱を放熱します。

 ファンヒーターのように直に暖かいというより
 じんわりとした暖かさが特徴です。

 裸足で、歩くと暖かいので気持ちの良い感触です。


■床暖房のコスト


 床暖房は、『高い』イメージがありませんか?

 私も『高い』イメージを持っていました。

 しかし、2、3年前よりはずいぶんとコストも
 かからなくなって来ているようです。

 そして、蓄熱タイプではない「電気パネル式床暖房」が
 価格的には手軽な床暖房です。

 例えば、キッチンなどで足元に設置するなど
 足元が冷えるような場所に部分的に使うようにすると、
 効果的です。

 床上にある「蓄熱式電気暖房器」の
 併用で使うと効果的ですね。


■蓄熱式電気床暖房・メーカーWEBサイト

 ・スミターマルシステム
  http://www.sumikapla.co.jp/yukadanbo/index.shtml#

 (あくまで参考のホームページです)


■床暖房 WEBサイト


 床暖房なるほど読本
 http://www.rinnai.co.jp/product/kyudan/yukadan_naruhodo/01.html

 わかりやすいWEBサイトでしたのでご紹介しました。


「床暖房」にするか「蓄熱式電気暖房器」にするか
 迷われるかもしれません。

 どちらが優れているということはありません。

 どちらも利点があるからです。

 また、暖房ならエアコンという選択も出来ます。

 最終的には、家づくりに合わせた
 暖房機の選択が必要だということです。

 設計者と打ち合わせを重ねて
 暖かで快適な住まいになるように
 検討してみてください。


 酒井利美
  
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2007年03月27日

オール電化住宅特集・その3 住まいを暖める

■蓄熱式電気暖房器とは何か?


 簡単に言うと、夜間の時間帯の電気を利用して、
 熱を蓄えて室内空間を暖めるという機器のことです。

 電気温水器と考え方が同じなんですが、
 深夜電力という安い電気を利用して暖めます。


■蓄熱式電気暖房器にする利点とは?


 石油ファンヒーターのように火を使わないので
 室内空間の空気を汚さないことです。

 そして、光熱費を計算すると安くなります。

 現在は、灯油の値段がかなり高くなりました。

 だいたい1400円ぐらいでしょうか?

 高くなる以前から比較しても
 暖房にかかるコストが安かったので、
 今、考えるとかなり大きな差になっています。

 イニシャルコスト(初期導入費用)が、
 多少かかりますがトータルで
 考えると経済的になります。

 これはエコキュートでも同じ事でしたね。

 エアコンを暖房機として利用しても
 オール電化住宅となります。

 ただ、深夜電力を利用するわけではないので
 電気代が高くなりますね。

 そして肝心な「熱」を貯めておけません。


■部屋の温度差が少ない


 蓄熱式電気暖房器なら室内の温度差が、
 ほとんどありません。

 家中同じ温度に設定されれば、
 その温度になるようにコントロールしてくれます。

 また、蓄熱式電気暖房器で放熱している状態なので、
 石油ファンヒーターを付けているような
 温まり方ではありません。

 家全体の温度を一定に保つことで、
 電気の消費量もコントロールしているせいです。

 極端に寒い部屋があれば、
 熱は温度が高い所から、低い所へ流れ
 て行ってしまいます。

 出来るだけ温度差が付かないようにするのがポイントです。

 温度差を極力なくすには住まい自体の
 断熱性能にも大きく関わって来ます。


■温度センサー


 日本スティーベルの蓄熱式電気暖房器なら
 温度センサーが付いています。

 外部温度と内部温度がわかります。

 外部温度と内部温度を比較して最適な
 蓄熱量をコントロールしてくれます。

 蓄熱タイプなので、温度が上がってくれば、
 むやみに通電して電気代が多くかかってしまうのを
 防いでくれます。

 100%でフルの状態から設定されます。

 例えば、朝の段階で100%で始まり
 使用していると100%から、
 だんだんと築熱量が減って行きます。

 50%まで減っているとすれば、
 残りの50%を蓄熱すればすみます。

 このように電気量をコントロールしてくれる
 機器を選ぶのもポイントです。


■中身は、レンガのようなもの


 蓄熱式電気暖房器の中身はレンガのようなものが
 詰まっています。

 熱を蓄えるものです。

 熱を貯めて、熱を放熱する。

 この単純な繰り返しで部屋を暖めてくれます。

 壊れにくいのも特徴です。


■設置の注意


 蓄熱式電気暖房器は、かなりの重量です。

 一番大きなもので「7Kタイプ」がありますが、
 これは重さ370kgになります。

 家の構造も補強しなければならない所も出て来ます。

 1階に設置するならまだしも、2階に設置するとなると、
 相当な補強が必要になって来ます。

 なのでプランの段階から、大きな荷重がかかっても
 良い場所を選択して設置する位置、
 そして、大きさを決めるのが大切になって来ます。


■熱交換型の換気設備


 部屋を暖める時に気をつけなければならないのが
 「換気設備」です。

 通常の換気設備では部屋を暖めても、
 暖かい空気を外へ逃がしてしまいます。

 熱を逃がさない「熱交換型」と併用した
 暖房設備を考えなければなりません。

 「換気設備」については、
 とても大切なので後日お話します。


■蓄熱式電気床暖房

 オール電化住宅において住まいを暖めるには、
 蓄熱式電気暖房器と蓄熱式電気床暖房と言う方法があります。

 蓄熱パネルを、床下に設置するものです。

 「液体」「固体」となる時の『熱』(凝固熱)を利用して暖めています。 

 夜間の熱を加えることで「固体」が「液体」になり
 昼間は「液体」がだんだんと固まって行きながら
 熱を放出すると言う仕組みです。


■設置場所のポイント


 蓄熱式電気暖房器は、窓下など熱の損失が
 比較的大きいところに設置します。

 かなり大きなものなので、
 棚下など場所を考えて設置することも必要です。

 先にも書きましたが、熱効率とプランを両立させることで
 暖房器の性能が発揮されます。


■蓄熱式電気暖房器・メーカーWEBサイト

 ・日本スティーベル 電気暖房機
  http://www.nihonstiebel.co.jp/shouhin/frame_danbou.htm
 ・北日本電線    蓄熱式電気暖房器
  http://www.kitaniti-td.co.jp/heating/chikudan.htm
 ・オルスバーグ   電気蓄熱暖房器
  http://www.toyotec-i.co.jp/olsberg/olsberg.htm

 わが家で使っているのは日本スティーベル製です。


■メーカーによって呼び方が違います。


 電力さんでは【蓄熱式電気暖房器】と言う名称が
 一般的だとお聞きしました。

 まぎらわしいですね。

 ちなみに、私たちは略して
 「蓄暖(ちくだん)」と呼んでいます。


■美代子さんが書いた
 わが家の「蓄熱式電気暖房器」はこちらです。
 ↓
 http://blog.livedoor.jp/sakaitoshimi/archives/50206775.html


 酒井利美  
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2007年03月26日

オール電化住宅特集:その2 お湯を沸かす

 今週はオール電化住宅特集をしています。


 私の奥さん美代子さんの実家が、電気工事店のせいか私自身も
 電気について、かなり詳しくなりました。

 もともと電気に関することが好きだったんですが、
 奥さんの実家が電気屋さんで助かりました。

 また私の奥さんも、電気工事のことに詳しいせいか、
 いろいろな電気の事について話し合いをしたりします。

 美代子さんとは「電気」がきっかけで
 知り合ったわけではないんです

 ですが「電気」は、今では欠かすことの
 出来ない私たちの話題になっています。


■私はもともと大工の息子です。


 ですが私は大工ではなく建築設計の道に進みました。

 建築設計は好きですが大工さんはもっと大好きですね。

 大工さんは物をつくり出すという、
 クリエイティブな仕事がいいですね。


■大工さんがいないと家は建たない。


 もちろん家づくりは、
 大工さんがいないと建ちません。

 とても肝心な仕事を大工さんがしているのです。

 なので現場を仕切る棟梁が家づくりの
 良し悪しを分けます。

 大工さんとの出会いも、また家づくりには
 欠かせない事です。


■職人さんの世界


 大工さん、電気工事をする職人さんなど
「職人」さんという専門の技術者がいないと
 家づくりは出来ません。

 その職人さんをまとめているのが
 棟梁であり現場監督の仕事です。

 職人さんもさまざまな方がいらっしゃいます。

 現場でお会いしたら声をかけてみて下さい。

 職人さんは無口な方が多いので、
 きっと喜ばれますよ。

 私も良く現場では、職人さんと
 話をするようにしています。

 ですが、腕の良い大工さんほど、
 無口な方が多いんですが。。


 では、前置きが少し長くなりましたが
 オール電化住宅特集:その2「お湯を沸かす」
 について考えます。


「夜間」「お湯を沸かす」

 夜間の時間帯というのは、一般的に
 午後11時から翌朝の7時までのことです。

 通常の深夜電力の時間帯です。

 ちなみに午後10時から翌朝8時までの時間帯の
 タイプもあります。

 その夜間の時間帯に「お湯を沸かす」ので
 経済的であるのが特徴です。

 お湯を沸かすという単純なことなんですが、
 毎日となるとバカには出来ません。

 それに、お湯を沸かす電気代は、
 家全体の1/3を占めています。

 電気代が安い時間帯に、お湯を沸かしておくのが、
 「電気温水器」であり「エコキュート」の仕事です。


■大きい電気ポット


 「電気温水器」は大きな電気ポットのようなものです。

 昔の電気温水器のデザインは
 本当に電気ポットみたいでした(笑)。

 今でもスタンダードタイプという蛇口をひねると
 お湯が出る普通のタイプのものは、
 電気ポットのようなカタチをしています。


■お湯の保温


 現在は、お湯の「保温性」が大切になってきました。

 保温するのに電気代がかかってしまっては、深夜電力を利用して
 安くお湯を沸かしたとしても、昼間の電気を利用して保温して
 いたのでは意味がありませんから。

 夜に沸かしたお湯は、最低でもその日の夜まで保温して
 おかなくてはなりません。

 なので電気温水器の中にはお湯を保温するために
 「断熱材」が入っています。


■「湯切れ」が心配?


 最近の電気温水器は、性能が良くなってきているので
 「湯切れ」の心配がなくなってきました。

 湯切れの原因は、使用するお湯の量がタンクの
 許容量よりも使ってしまった時におこります。

 つまりお湯を使いすぎたせいでお湯が出てこない・・・
 ということです。

 湯切れを起こさないためには、家族の人数や使用量などを、
 あらかじめ考慮して電気温水器の大きさを考えなければなりません。

 1,2回程度の湯切れのために、ひとつ上のクラスを
 採用してしまうのも経済的ではありません。

 最適な大きさを選択することです。

 そこで、追い炊き機能がついた電気温水器を
 考えてみるのも一つの解決策となります。


■追い炊き


 湯切れが起きそうな時に、追い炊きをして
 昼間の時間帯にお湯を沸かすことです。

 この追い炊き機能は、一般のスタンダードタイプなどには
 付いていない機能です。

 追い炊き機能の付いた電気温水器には、
 温水器内部にヒーターが内蔵されています。

 そのヒーターが夜間用にしかないものと、
 昼間にも働くタイプの2通りあります。

 2ヒーターとも言われています。


■フルオートタイプとセミオートタイプ


 オートと名の付く通り自動で追い炊きをしてくれます。

 湯切れしそうになると、自動でスイッチが入り
 追い炊きをしてくれます。

 またフルオートとセミオートの違いを考えてみます。


■フルオートタイプ


  • 自動湯はり
  • 残り湯を計算しての自動湯はり
  • 自動足し湯
  • 自動保温

 上記のように自動で、キッチンや浴室でスイッチを
 入れておけば制御してくれます。

 値段は少し高めですが毎日使用するには
 最適な電気温水器となるでしょう。


■セミオートタイプ

 ・自動湯はり

 機能がかなり制限されますが、
 イニシャルコスト(初期費用)を抑えるなら、
 お勧めの機器です。


■エコキュート


 電気温水器には、エコキュートという電気代が
 さらに安くなる機器です。

 「貯塔タンク」と「室外機」の2つの機器からなります。

 室外機はエアコンの室外機と同じようなカタチをしています。

 エアコンでは、熱を外部に逃がす働きがありますが
 エコキュートは空気中からの「熱」を取りいれる働きがあります。

 この空気中の熱を利用することで、電気代を安く抑えることが、
 出来るようになりました。


■エコキュートの性能


 電気代は、電気温水器から比べると約1/3、
 ガス給湯器から比べると約1/6になります。

 イニシャルコストが若干高くなりますが、
 長い目で見れば経済的と言えます。

 また性能は電気温水器のフルオートタイプと
 同じ性能を持っています。

【CORONAエコキュートのWEBサイト】
 ⇒ http://www.corona.co.jp/eco/index.html

 「エコキュートの森」というサイトです。


■高圧力型


 フルオートタイプになると、高圧力型になります。

 「高圧力型」とは「お湯」の出方が「強い」ということです。

 2階などでも「お湯」を使用することが出来ます。

 またシャワーなどでお湯の出方が良くなります。


■「ユニットバス」か「造り付けのお風呂」

 お湯は、浴室で主に使われます。

 浴室は「ユニットバス」か「造り付け」の
 2タイプに分かれます。

 電気温水器の性能で便利になるか
 ならないかが決まります。

 浴室自体の価値と電気温水器の性能の
 レベルのバランスが設計では大切な
 ポイントになります。


■浴槽に水洗金具を付けるかどうか


 浴室の洗い場には、もちろん水洗金具が付きますが、
 電気温水器の性能によってフルオートになっている場合には、
 浴槽側に水洗金具がなくても良いものがあります。

 自動湯張りから、足し湯、追い炊きなどの機能が
 付いていれば、浴槽には水洗金具が付けない場合があるので、
 取付には確認が必要です。

 浴槽側に水洗金具を付けるか付けないか
 確認の上設置して下さい。


■エコキュート・メーカーWEBサイト

 ・コロナ
  http://www.corona.co.jp/eco/index.html
 ・ナショナル
  http://national.jp/sumai/hp/
 ・ダイキン
  http://www.daikinaircon.com/catalog/ecocute/index.html
 ・東芝
  http://www.toshiba-kiki.co.jp/products/hp/h_air.htm
 ・三菱
  http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/diahot/ecocute/
 ・日立
  http://www.oidaki.com/eco/index.html

 私が使っているのはコロナです。


■わが家の「エコキュート」はこちらをご覧ください。

 http://blog.livedoor.jp/sakaitoshimi/archives/50240416.html


 酒井利美
  
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2007年03月25日

オール電化住宅特集:その1 調理する

 オール電化住宅の設備機器を考えます。


 今回は、その1です。


■「オール電化住宅」とは?


 現在では「オール電化住宅」と言っても、
 初めて聞かれる方は少なくなってきたようです。

 ですが、


  • 何がオール電化住宅なの?

  • どんな便利なことがあるの?



 など、案外知られていない方はまだまだ多いように感じます。

 そこで、「オール電化住宅ではどんな機器があるのか?」

 という身近な話題から始めたいと思います。


■オール電化住宅の3つの機器


  • 調理する   ⇒ IHクッキングヒーター

  • お湯を沸かす ⇒ 電気温水器、エコキュート

  • 部屋を暖める ⇒ 蓄熱式電気暖房器、電気式床暖房



 この3つの機器を取り入れて
 住まいを電化住宅とする事です。

 電気料金の契約をオール電化住宅対応に変えることで
 通常100Vのところを200Vという大きな電気を
 使うことが出来るようになります。

 例えば、現在お使いの調理器具がガスなら200Vの
 電気工事をしてIHクッキングヒーター取り付ければ、
 キッチンだけでも、すぐに電化住宅になります。

 簡単に電化リフォームをするなら、
 IHクッキングヒーターがお勧めです。

 ガスコンロのような卓上型の
 IHクッキングヒーターもあるので便利ですね。

 このIHクッキングヒーターを使ってみるというのが、
 一番簡単なリフォームになります。

 わが家は、昔から卓上のIH調理器(National製)を
 使っています。

 100Vですが意外とパワフルで
 値段も手頃なので便利です。


■【IHクッキングヒーター】導入のステップ


 新築の場合には、システムキッチンの一部として
 選択していけばIHクッキングヒーターになります。

 どのメーカーでも「IH」か「ガス」かを選択すれば
 どちらも選べます。

 「IH」か「ガス」かを選ぶのは、
 プランニングをするときの大きなポイントになります。


■IHにすると「下がり壁」がなくなる?


 火気が発生しない調理器具なのでキッチンにある「下がり壁」
 がいらなくなります。

 通常、ガス調理器なら天井から50センチ以上の「下がり壁」を、
 付けなければなりません。

 ところがIHを選択すると付けることがなくてよくなります。

 つまり、開放的な空間を可能にしてくれたのです。


■IHなら汚れにくい


 キッチンまわりの汚れやお掃除が簡単になりました。

 ガス調理器と違うのは、油などの飛び散りでしょう。

 飛散が少なくて、調理器自体のお掃除が楽になりました。

 ガラストップなら拭き取るだけです。

 また通常の幅が60センチなのに対してワイドトップという幅が
 75センチというものもあります。

 調理スタイルに応じて選択する必要がありますね。


■スチーム付のオーブンレンジがおすすめ


 IH調理器を選択するなら、その下部のスペースを利用した
 オーブンレンジ(オーブン電子レンジ付)もおすすめです。

 私の住まいでも採用していますが、その中でもスチームタイプ
 がお勧めアイテムです。

 冷凍保存しておいた「ご飯」などを解凍する際には、
 まるで炊き立てのように、みずみずしく温まります。

 またわが家では、炊飯ジャーもスチームタイプを
 採用しています。

 わが家では、キッチンまわりの家電機器では
 ナショナル製がお気に入りです。

 あと生ゴミ処理機もナショナル製で揃えると
 キッチンまわりの家電が一つのメーカーに揃うので
 何かと効率良く使うことが出来ますね。


■「キロワット」


 IHクッキングヒーター選びのポイントは「キロワット」です。

 火力の大きさを、kw(キロワット)で表します。

 通常、卓上型ではコンセントから電源を取るので
 100Vで1.2kwになっています。

 埋め込み型(ビルトイン)なら200Vで、
 2kwや3kwが選択出来ます。

 通常なら2kwで充分な火力が得られます。

 1kwとは、電力量のことを表します。

 1kwを1時間使用すると約22円かかります。

 (電気料金の契約にも違ってきます。
  あくまでも一つの目安だと思ってください。)


■IHクッキングヒーター用の「鍋」や「フライパン」


 IH専用の「鍋」や「フライパン」を準備する必要があります。

 私の住まいでは、昔から卓上型を使っていたこともあってか、
 IH用の「鍋」や「フライパン」を使っていました。

 なので移行は、簡単でした。

 ただ注意しなければならないのが、
 「鍋」や「フライパン」の規格です。

 100V対応なのか200V対応なのかということです。

 また、便利なのがIH用の土鍋です。

 IH卓上型を併用すれば、カセット型の卓上コンロを使うことなく、
 土鍋でもIHを使うことが出来ます。


■グリルは両面焼き


 グリルは、「両面焼き」がお勧めです。

 ひっくり返さなくても良いのが特徴です。

 最低限選らんでおきたいところです。

 たいていのIH調理器は両面焼きになっていますが、
 お手頃タイプのものは、まだ片面焼きなのでよく確認しましょう。


■オールメタル対応


 ナショナル製のオールメタル対応のIHクッキングヒーターです。

 オールメタルの特徴は、すべての金属製の鍋が使えることです。

 アルミフライパン、アルミ片手鍋、アルミ圧力鍋、アルミ両手鍋、
 ステンレス多層鍋、銅鍋。

 通常のIHクッキングヒーターでは専用の鍋やフライパンでしか
 使えませんでした。

 IHクッキングヒーターに使えるかどうかを見分けるポイントは、
 磁石がくっつくかどうかで判断すると分かりやすいです。


■ブラックかシルバーか?


 「色」です。

 通常ならブラック(黒)が標準です。

 シルバーを選択することも出来ます。

 キッチンまわりのデザインに合わせると良いでしょう。


■据置型


 リフォームにおいてどうしても埋め込み型(ビルトイン)タイプ
 が使えない場合があります。

 そんな時には「据置型のIH」を設置することが出来ます。

 コンロ置き台にそのまま置けるのがポイントです。

 またIHクッキングヒーター用のコンセントをお忘れなく。


■オール電化住宅の3つのポイント


  • 1 「省エネ」である

  • 2 「火」を使わないので安全・安心

  • 3 24時間あたたかな住まい



 上記の3つが電化住宅にする利点として考えられます。

 快適な住まいづくりでは欠かすことが出来ないポイントです。


■IHクッキングヒーター:メーカーWEBサイト




■電力会社WEBサイト


 東北電力
 ⇒ http://www.tohoku-epco.co.jp/suggestion2/index.htm

 オール電化住宅のポイントがわかるWEBサイトです。


■今日はオール電化住宅の機器として
 IHクッキングヒーターをお伝えしました。


 使いやすいキッチンにしてくださいね。


■『わが家のリフォーム』


 わが家のリフォームしたポイントを
 一級建築士・キッチンスペシャリストの美代子さんが
 書いています。

 キッチン編:

 http://blog.livedoor.jp/sakaitoshimi/archives/50368030.html


 酒井利美
  
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2007年03月12日

建築士の苦悩…

建築士の指定講習会テキスト


 今日は、建築士の指定講習会に参加してきました。


 上の写真は、講習会のテキストと前回参加した時の受講修了証です。


 平成13年に講習を受けたので5年前です。


 写真が小さいですが、顔が若い・・・(笑)


 5年に一度、建築士は技術維持、向上のために講習会に
 参加することになっています。


 そして、まだ【必須】ではありません。


 建築士の「努力事項」となっているからです。


 この指定講習会は、参加費と受講するための時間を割いて参加
 しなければなりません。


 業務を休んで建築士個人が参加している状況です。


 建築士の指定講習会の趣旨とは・・・


 「建物に盛り込むべき機能の多様化、高度化、さらに急速な技術革新が
  進む中では、建築士が自助努力によって資質の向上を目指すため」
  (2007年版建築士のための講習会テキストより抜粋)


 この指定講習会に参加していない建築士もいます。


 受講しない建築士は、実務をしていない
 「不勉強なペーパー建築士」と言うことです。


 なぜ「まだ必須でない」と強調したのは「建築士」の登録制度が
 今後変ってくるからです。


 今までなら一度取得してしまうと半永久的に建築士として
 登録されることになっていた資格だからです。


 構造計算書偽造問題によって建築士制度も大きく変りました。


 運転免許証のように更新講習が義務付けされ、
 そしてテストをクリアしなければ
 建築士を維持出来なくなります。


 私も建築士ですが、ちょっと怖い話です。


 というか建築業界全体が大きな変化の波が来ていると
 言っても良いでしょう。


 まだ始まっていませんが、何年か後に本格的に
 施行されることになるようです。


 家づくりは設計者となる建築士と接することになるので
 しっかりと見分ける目を養っておかなければなりません。



 「見分ける選択基準」について以前、このメルマガ【快適住宅論】でも
 書いたことがあります。


 1年前に書いたものなので、先ほど加筆修正をしておきました。
 こちらから読んでおいてください。


 【依頼先を決める前に忘れてならないポイント】
  ↓
  http://blog.livedoor.jp/sakaitoshimi/archives/50492765.html


■「建築士のための指定講習会」では、
  一級建築士試験に関することも聞いてきました。


  詳しくは、明日のメルマガでお知らせします。



 酒井利美
  
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2007年03月07日

住まいの『時間帯』を変える

 こんにちは。酒井です。


 先月分の【快適住宅論】では、『時間』をキーワードに

 家づくりを考えました。


 まだ、ご覧になっていない方は、こちらから
 無料ダウンロードしてください。


 ご要望により閲覧期間を延長しました。


【快適住宅論:家づくり成功法】厳選レポート集:その1

 無料ダウンロードはこちらから
 ↓
 http://www.sa-design.com/secret/report1.html



 今月はさらに『時間』について考えます。



■住まいの『時間帯』を変える


『食』は、生きるために必要な要素の一つです。


 毎朝、住まいのキッチン(台所)から食事がつくられるところから
 生活が始まります。


 そして、ダイニング(食事室)でいただきます。


 ダイニング(D)がキッチン(K)と同じ部屋であれば、
 ダイニング・キッチン(DK)となり、

 ダイニング(D)がリビング(L)と同じ部屋であれば、
 リビング・ダイニング(DL)となります。


 この3つの部屋が同じ空間にある場合には、
 リビング・ダイニング・キッチン(LDK)となります。


 一日の始まりは、いろいろあると思いますが、
 私はこの『食』が生活の始まりであると考えます。


 そして、『食』を中心とした住まいにしなければなりません。


 生活するためには『食』は、最も大切なことだからです。


 家は、『キッチン』を中心に考えることで劇的に
 便利な住みやすい環境になります。


 住まいは『快適な生活』を送るために、
 便利な『機器』をそろえます。


 例えば、オール電化住宅にしてみることです。


 現在の電力会社との契約を深夜から早朝にかけて割引になる
 料金体系に変更するだけでも良いでしょう。


 オール電化住宅のメリットは火を使うことなく、
 深夜や早朝に電化製品を稼動させれば
 電気代にかかるランニングコストを抑えながら、
 快適な生活を送ることが出来るからです。


『深夜』から『早朝』という時間帯を効果的に使えるかどうかで
 生活が変わってくるのです。


 家電製品も同じことが言えます。


 洗濯機、炊飯器、電気ポット、携帯電話の充電、など。


 電気の使用を深夜から早朝に変えてみるだけでも
 ランニングコストは変わってくるのです。


 ゆとりのある生活は、まず生活のリズムを変えてみることから
 始まると言っても良いでしょう。


 快適な生活を手に入れるための秘訣は、
 【今】から【今日】から今までの生活スタイルを
 変えてみることです。


 それも簡単なことから始めることです。


 継続しなければ意味がありませんから。


 酒井利美



■小冊子『快適な住まいへの8つのステップ』
 +『家づくり厳選特別レポート集』+特別特典付き

 詳しくはこちらから
 ↓
 http://www.sumaijuku.jp/



■オリジナルメールマガジン

『快適な住まいづくりEメールニュースレター』
 ↓
 http://www.sa-design.com/secret/
  
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2007年03月03日

大先生と言われる「設計屋」さんは現場で嫌われる・・・

【大先生と言われる「設計屋」さんは現場で嫌われる】


■【工務店・その2】


 前回は「工務店」について書きました。


 私も工務店の2代目として仕事をしているので、
 今回は私の体験から
「現場サイド」と「設計サイド」の両サイドから
 考えてみたいと思います。


 工務店や設計事務所の裏話です。


 私は「酒井工務店」と言って40年前に私の父が創業した
 工務店で仕事をしています。


 まだ父は現役ですが、私は長男ということもあり
 2代目として工務店業務をこなしています。


 私は、設計活動と工務店活動、そして講師活動をしていますが、
 そのどれもが家づくりに大切な経験になると考えています。



■父が大工さん、私は設計の道へ


 私は、小さい頃から父のような大工さんになりたいと
 普通に考えていました。


 父と一緒に現場へ付いて行き、
 職人さん達とお弁当を食べるのが大好き
 でした(今でも現場は、大好きです)。


 そして時間があると、父の大工道具と現場にある
 木材の切れ端を使って工作をしていました。


 おかげで図画工作は得意になりました。


 手に豆をたくさん作っていたのですが...(笑)


 大きくなったら、大工さんになるんだと
 ずっと考えてきました。


 ですが、家は大工さんが作るけれども、
 家づくりで一番肝心なのは「計画」や「設計」
 なんだと父に教わりました。


 確かに、大工さんでも家を設計したりしますが、
 やはり現場も知りながら図面を描く人になった方が、
 家づくりの大切な仕事が出来るだろうと思います。


 また、私は絵を描いたりするのが好きだったこともあって
 建築設計への道は抵抗がなく進むことが出来たのです。



■建築図面の目指す道


 大学を卒業してから設計事務所へ入り、
 毎日CAD(図面を作成するソフト)
 を使って朝から晩まで図面を描いていました。


 CADというソフトは、今でも使っていますが、
 簡単に言うと「線を引く」ためのパソコンソフトです。


 3D−CGソフトもありますが、CADソフトが出た当時は、
 単純に「線を引く」ソフトでした。


 今でもCADの基本は変わりません。


「線を引く」ただ、それだけのソフトです。


 細い線と太い線を使い分け、
 そして縮尺に合わせた図面を描いていきます。


 正確な線の長さを描いていくので、
 細かいところ(目では見えないような細かい部分)まで
 正確に描きます。


 拡大出来るのでいくらでも細かく描く事が出来ます。


 昔(私が大学時代の頃)は手描きでしたが、
 私が大学を卒業する頃にCADというソフトが
 登場し普及して来ました。


 なので、いくらでも細かく描くことが
 出来るようになりました。


 細かい作業が好きな方には、
 とても楽しい作業だと思います。


 線と線を結ぶという作業を一日中しているわけです。


 始めた頃は、『線』が夢に出て来ました(汗)。


 夢の中で、線と線を結んでるんです(笑)。


 線と線を正確に繋ぎ合わせる。


 するといつの間にか、
 設計図面が出来上がってくるんです。


 今でも不思議なものだと思います。


 ですが、線と線から、設計図面は出来ていきます。


 きっちり描けた図面は、最高にカッコいいものです。


 そして図面の精度が良いものは、
 見ていて気持ち良いものなんですね。


 私にとって製図とは『美学』の一つです。


 少し話がそれましたが、
 家づくりには図面が欠かせません。


 図面を見ただけで、住んでいる感じが伝わってくる・・・、
 そんな図面を作成したいと常々考えています。


 そして、それが設計者として目指すところでもあります。



■大先生と言われる「設計屋」さんは現場で嫌われる


 現場の方に聞いてみると、設計屋さんは、
 たいてい嫌われてます。


 なぜか設計屋さんは高飛車な方が多いんですね。


 例えば...


 「これを作り直せ!」
 「これはイメージと違うからだめ!」
 「私が設計した建物だ!(私が偉い!)」
 「図面通りに作ればいいんだよ!」


 みたいな大先生はほんとにいます。


 現場では、大迷惑です。


 初めからきちんと現場に伝える技術が
 欠けているんだと思います。


 当たり前ですが、こういう大先生は現場では嫌われます。


 何故こういう大先生がいるかといえば、
 知ったかぶり(本当は知らない)をしているからです。


 また大先生と言われる設計者は、
 それなりにポリシーがあってしていることだと思いますが、
 それでは住まいづくりがうまく行くとは思えません。


 設計者は、現場サイドのやり取りを
 的確に伝えなければなりません。


 私も恥ずかしながら、日々精進しているところです。



■今日は【「現場サイド」と「設計サイド」の違い】として、
 現場サイドからの視点で書いてみました。


 現場が明るく楽しいと「家」自体も
 自然と良い建物になってくるものです。


 酒井利美
  
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2007年03月02日

依頼先の見分け方 【工務店】

【工務店・ハウスメーカー・建築家の違い】その1


■【工務店】


 利点:住まいづくりの専門家であること。
    身近なところで頼みたい人に向いてます。


 工務店の仕事は、住まいづくりに必要な材料を調達し、
 職人さんや設備会社(電気・ガス・水道)を手配し、
 彼らをうまく取りまとめて住まいを完成させることです。


 住まいづくりの専門家とも言えるでしょう。


 依頼先が建築家でもハウスメーカーでも、
 実際に家を建てるのは工務店であり職人さんです。


 その意味では、どこよりも住まいを作る技術が
 長けているのが強みです。


 設計よりも施工に力点を置く傾向が強いため設計力の
 優れたところを見つけるのが住まいづくりのコツです。


 工務店と言っても、棟梁が一人という小さな工務店から
 全国展開している工務店まで規模はさまざまあります。


 工務店の内容は一般的に、

 【1】 設計・施工を請け負うところ
 【2】 建築家と組んで施工のみを行うところ
 【3】 ハウスメーカーの下請け
 【4】 建売住宅の施工を行うところ

 などに分かれています。


 また以前に木材店をしていた工務店は木材の仕入れに強いなど、
 元大工さん・元不動産屋さんといった会社の前身にから、
 得意とする分野が違うようです。


 いずれにしても、工務店の色を決めるのは社長(親方)の
 考え方にあります。


 社長(親方)に会って話を聴けば住まいに対するこだわりや、
 職人さんたちの様子がわかるはずです。


 工法や構造では、木造軸組み工法や2×4工法など
 木造住宅を得意としているところが全体のおよそ8割、
 中には独自の仕入れルートを持ち国産材料や地場産材を用いた、
 こだわりの木造住宅を提案する工務店もあります。


 他にも、オール電化住宅、高気密・高断熱住宅等の住まいなど、
 住宅の性能面を売りにする工務店も増えてきています。


 地元密着型でスピーディーな対応が期待できる工務店は、
 気軽に相談できる身近な存在ですね。


 アフターケアや、リフォームの相談、簡単な修繕まで
 長く付き合えるパートナーを必要としている人に合っています。


【工務店】⇒こんな人向き

 ・住まいづくりを一緒に楽しみたい
 ・匠の技や建築素材にこだわりたい
 ・内装をDIYするなど自分も仕上げに参加したい


 依頼先の見分け方、今回は【工務店】についてお届けしました。


 酒井利美
  
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2007年03月01日

依頼先を決める前に忘れてならないポイント

■【依頼先を決める前に忘れてならないポイント】


 いざ住まいを建てるとなると、
 予算はいくらで、
 いくつ部屋をつくろうかと 
 いうことに気を取られがちです。


 それらも大切なことですが、
 快適で満足度の高い住まいを建てたいと思うなら、
 どこに依頼するか決めるのに、
 時間をかけることが最も大切なことです。


「工務店」にするか、
「ハウスメーカー」にするか、
「建築家」に頼むか。。。


 今回は分かりにくくて面倒な作業である
「失敗しない依頼先を選ぶ秘訣」をご紹介します。



■その1『住まいづくりの依頼先を考える』


 依頼先を決められない人が増えているようです。


「どこに頼んで良いかかわからない。」

「最初に何をして良いかがわからない。」


 このように悩みを持たれている方がいます。


「住まいを建てるぞ!」と決心した時には、
 住宅展示場まわりから始めるかもしれません。


 また週末には、
「家族でハウスメーカーの展示場を見てまわる・・・」
 というお話もよく聞きます。


 しかし、それは過去の常識です。


 最近では、たとえばテレビなどで
「建築家との住まいづくり」
 といった番組が人気です。


 住まい探しのファーストステップに
 変化が見られます。


 以前では、ひと通りハウスメーカーの住宅展示場を見て
『何か違うな』と物足りなさを感じる方が多かったようですが、
 最近では『建築家とハウスメーカー、
 そして、工務店による住まいづくりの違いを知りたい』
 という方が増えてきました。


「建築家と住まいを建てる」ということは、
 家づくりの選択肢に入っていないこともありましたが、
 最初から「建築家」という選択肢も候補に
 入るようになったのです。


「建築家」の存在がだんだんと認知されてきようですが、
 その建築家たちの『職能』を
 きちんと理解している人はほとんどいません。


 それに建て主が、上記の三者の違いを
 明確に理解している方は、
 これまた少ない状況です。



■家づくりの役割


 家づくりをどこに頼むかを決める前に、
 家づくりの『役割』について
 あらかじめ知っておく必要があります。


 家づくりの役割は、

「設計」

「監督」

「施工」

 の3つの『役割』があります。


「設計」とは建て主さんのご要望によって
 住まいのイメージを図面に表し、
 安全性や快適性を考慮して構想を練る仕事です。


「建築士」の資格を持った者が行います。


「建築士」の数は全国で103万人(平成17年度末)と言われています。


 内訳は、

 一級建築士32万人。

 二級建築士69万人。

 一級建築士の平均年齢は56.2歳です。
 かなり年齢が高い業界です。



 一級、二級、木造建築士があり種類によって
 設計できる建物の構造や規模はさまざまです。


 また「建築士」だからといって全員が戸建住宅の
 設計に携わっているかとは限りません。


 そして「建築士」を取得しているのは、
 設計事務所の方だけではなく
 工務店やハウスメーカーの営業さん、
 そして、建築関係業者の方々です。


 家づくりの相談は、出来れば「建築士」を取得している方、
 そして現在も現役で住まいの設計業務に携わっている
「建築士」にするのがベストなのは言うまでもありませんね。



■「建築士」の役割


「建築士」が設計を仕事として行う所は設計事務所です。


 その事務所は「○○建築士事務所」とも言います。
 この「○○」には、一級、二級、木造が入ります。


 参考までに建築士の事務所登録を受けていないと、
 設計業務が出来ません。


 この設計事務所に『建築家』が属します。


 ハウスメーカーや工務店では設計担当者、
 小規模工務店では設計事務所に外注するケースがあります。
 (注意事項:建築士は資格名。建築家は職業名です。)



■依頼先による設計・工事期間の目安


 ハウスメーカー 設計期間1〜3ヶ月 工事期間2〜4ヶ月
 工務店     設計期間1〜3ヶ月 工事期間3〜6ヶ月
 建築家     設計期間3〜6ヶ月 工事期間5〜6ヶ月


 規格住宅が多いので、ハウスメーカーは工期が短いのが特徴です。


 建築家との家づくりは、ひとつひとつ選択の連続です。


 さまざまなことを決めていきながら家づくりをしていきます。


 詳しくは次号で、各依頼先の特徴について解説しながら、

「失敗しない依頼先の決め方」を考えます。


 酒井利美
  
Posted by sakaitoshimi at 21:50Comments(0)TrackBack(0)