2008年07月08日

自然素材の家は本当にいい家なのか?

こんにちは。S.A.建築デザインの酒井利美です。


今日は会津若松市の現場で建て方を予定していたのですが、
「雨」の天気予報だったので明日に延期することにしました。


ですが・・


木曜日から、また「雨」のマークが見えます・・


明日中に屋根の下地まで出来れば、
屋根にシートをかけて工事を進めることが出来るので、
何とかクリアしたいところです。


さて、今回は「自然素材の家は本当にいい家なのか?」
について考えます。


世の中には、自然素材を使った住まいづくりをしている
工務店やハウスメーカーがあります。


私も自然素材の家は、いいなぁと思いますし、
理想的な家づくりだと思います。


ですが、現代の建築において、
「自然素材をどこまで使うのか?」ということについて
はたして、いいのかどうか疑問に思うことがあります。


自然素材の家は、人のカラダにとって、
確かにいいものですが、
現代の設備とは相容れないところがあるからです。


たとえば・・


「空気環境」についてです。


住まいの中の空気を、どの程度の気密や
断熱を確保するかによって変わって来るからです。


現代の住まいでは、壁や天井の気密や断熱を確保し
そして、昔は木製のサッシを使っていましたが、
現代のサッシは、気密性や断熱性に配慮した
断熱タイプのサッシを使います。


すると必然的に、自然におこる空気の流れが遮断され
気密性が上がってしまい、昔のような建物にみられる
自然な環境にはならないのです。


それに、快適性を追求して来ると、
暖かさなどの空気環境を整備することになるので、
自然素材を使った家づくりの発想とは
考え方が違って来てしまうからです。


また、真夏になるとエアコンが必需品になって来ました。


冬に暖かく、夏涼しい環境に慣れてしまっているのです。


つまり、人の嗜好も変わって来ているのです。


そして、住まう環境も変わりつつあるので、
家づくりにおいても「自然素材をどこまで使うのか?」が、
重要な選択肢になりつつあります。


ひとことで、自然素材の家と言っても、
現代風の家にどのように使っていくのかを
じっくりと考えた住まいにしたいものです。


酒井利美


追伸:

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今回は、自然素材の家が気になってしまったので。



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Posted by sakaitoshimi at 21:31 │Comments(3)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
4
いつも気を使っていただきありがとうございます。

ご返事大変遅くなり申し訳ございません

感心して拝見しております。

言葉足らずですけど

Posted by 長谷川 まさのぶ at 2008年07月09日 20:43
長谷川さん

コメントありがとうございます!

また、いつもご購読いただき
ありがとうございます!
Posted by 酒井利美 at 2008年07月09日 21:34
始めまして、いろいろな問題に対して何がいいかを検討、奮闘している姿が 目に浮かびます。
自然素材という 気持ちのいい言葉だけで 住宅が最高になるとは 私も 思いません。ただし、ながい時間いる場所ですから、健康を害する恐れのものは排除し、できれば、ゴミにならない素材で建てれれば環境にも リサイクル、リユースにもいいのですが、外断熱も方法としてはいいのですが、発泡樹脂板等も環境にはよくないし、内断熱が悪いというのも少々乱暴です。北海道でも樹脂サッシ(LOW−E)と内断熱(外壁24キロGW100ミリ,床150ミリ、天井GW系ブローイング230ミリでも、十分暖かいですよ。24時間換気で内部結露も防げますし、基本は全館暖房です。
Posted by 三沢 雅彦 at 2008年07月10日 06:14
 
 
 
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