写真はアルミ製のリビング内階段の写真です。
会津若松市東山町N様邸
■ 段差のない住まい
住まいに段差をなくすのは、当たり前のようになって来たように感じますが、まだ、中途半端なところもあります。
それは、「玄関」です。
「段差をなくす」と言っても玄関は、そう簡単になくすことはできません。
「なくす」というよりは、段差と呼ばれるような、大きな段差をなくすことができれば良いのです。
たとえば、玄関の框(かまち)部分です。
玄関で靴を脱いで床に上がるところを框と言います。
あなたの住まいでは、その框がどの程度の段差になっているでしょうか?
※写真は15センチ程度のになっています。
「段差」というのは、建築的には3センチメートル以上あると、つまづきやすくなるので、段差と呼ぶことが多いのですが、玄関が3センチ以内というと想像できるでしょうか?
私も玄関で3センチ以内の段差で作ったことがありますが、ご家族の方で車椅子を使用される場合には最適です。
逆に段差がないと、靴を脱いだり履いたりしにくくなってしまったりするので、私は15センチ程度の段差があった方が使いやすい玄関になります。
段差に関しては、建築主の要望に左右されるところなので、どの程度の段差にしたらよいかを考えておくとよいでしょう。
それから、玄関の框の次は玄関扉です。
玄関ドアになっていたり、玄関引き戸になっているものもあります。
アルミ製のもので段差が少ないタイプを選ぶと2センチ程度に収まるものがあるので、段差がないタイプかどうかはチェックしておきたいものです。
それから、玄関の外側に来るのが玄関ポーチです。
玄関ポーチから地面までは、まだ3、40センチ残っています。
玄関ポーチから降りるのは、コンクリートやタイル仕様の階段になるでしょう。
写真が小さくて分かりづらいかもしれませんが、玄関ポーチに上がるための段差処理が重要になります。
毎日上り下りする場所ですから、外部に設置する階段も段差をなるべく抑えた設計にしたいものです。
できれば、15センチから20センチ程度にすると上り下りが楽になります。
外部の階段は、内部の階段と違って、若干緩やかになるようにすると使いやすいものとなります。
また外部にはスロープを作ったりします。
新築の際に入れておきたいものですが、予算の関係で玄関スロープを作れない場合には、将来的に作れるようなスペースを確保しておくことをおすすめします。
意外と忘れがちになるので注意しておきましょう。
PS
ウッドデッキをつけた場合の階段もチェック事項です。

