2005年12月24日

住まいづくりの「選択」(快適住宅論No.014)

■さて今日のテーマは、住まいづくりの「選択」を考えます。

 住まいづくりでは、さまざまな点において建て主さまの「選択」
 が必要になって来ます。
 さて、どんな選択肢があるのでしょうか?
 ・住まいをつくる際の「予算」を選択する
 ・住まいづくりをするための「設計者」を選ぶ
 ・住まいの「仕様」を選ぶ
 ・住まいをつくる「人」を選ぶ
 ・「材料」を選択する
 ・「設備機器」を選択する  などなど。
 このように住まいづくりにおいて、本格的な住まいづくりが、
 始まる前においても、あらかた選んでおくことが必要です。

■何を基準に選んでよいかわからない。

 初めての住まいづくりをされる方の多くが直面することです。
 また初めての住まいづくりの場合には、「相談役」となる友達を
 見つけることから始められるようです。
 ちなみに「相談役」とは、最近マイホームを建てられたお友達の
 ことを言います。
 実際に、お友達の新しい住まいに訪問して、どのように建てたか、
 という、さまざまなエピソードを聞いたりします。
 住まいづくりの先輩に、お聞きするのは役に立ちます。
 また知り合いに建築関係のお仕事をされている方のアドバイスも
 役に立ちます。
 出来るだけ多くの方に相談されると良いと思います。

■ここで少し注意があります。

 ・建てたときの自慢話で終わってしまう
 ・相談をした知り合いが、建築関係の方で営業に来られてしまう
 ・「相談役」の方は住まいづくりの専門家ではないということ
 ・いろいろ聞いてくると何が良くて、何が良くないかがわからな
  くなる
 ・アドバイスをされたが、押し付けがましい方がいる
 など、おせっかいな方も中にはいらっしゃるので、お聞きする場
 合には、お友達を選ばれたほうが、良いかと思います。
 結局、お話をいろいろ聞いてきてみたものの、同じようにはした
 くないと思われる方が、多いのも事実です。
 私も設計の中で、お友達の○○さんのところで使っていたから
 「同じ物にしたくない」とよく相談されます。
 ですので私の場合は「なぜ同じにしたくないんですか」とお聞き
 するようにしています。
 単に、同じにすることが、いやなのかどうかを確かめるためたい
 からです。
 同じにしたくないと思う心理って、おもしろいですよね。

■「選択」の心構え

 住まいづくりでは、さまざまな「選択」が待ち受けています。
 住まいづくりの中で、ひとつずつクリアーにして行くという心構
 えが必要です。
 それでは「選択」をするための心構えとして必要なのが、建築に
 対してある程度の[知識]を持つということです。
 どのように選んでよいかわからないと言って、なげやりになって
 しまっては、快適な住まいを手にするのは難しいでしょう。

■住まいの「選択」の方法

 「選択」するには、ある程度のまとまった[知識]が必要になり
 ます。 
 その[建築の知識]を短期間で入手するのは簡単ではありません。
 そこで住まいを建てられる場合には、住まいづくりの専門家と、
 上手に付き合う事が大切です。
 上手に情報を入手するには手っ取り早いやり方だからです。

■「住まいづくりの専門家」を選ぶコツ

 「住まいづくりの専門家」とは、「建築士」「住宅営業担当者」
 「大工さん」「インテリアデザイナー」など、
 たくさんの方がいらっしゃいます。
 その中で、一人にしぼるにはどうしたらよいでしょう。
 率直にいいますと、人間対人間の付き合いなので本当に相談した
 いと思えるような方に相談すべきです。
 相手が有名な建築家であっても、変わりません。
 住まいづくりのスタンスは、対等であることが必要だからです。
 専門家とのコミュニケーションは、快適な住まいづくりでは欠か
 せないものです。

 さまざまな住まいづくりの専門家と語り合って、自分にあった方
 を選ばれるのが良いでしょう。

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