2006年01月06日

■住宅チラシの読み方と住宅メーカーの選び方(快適住宅論No.018)

 「住宅チラシの読み方と住宅メーカーの選び方」について、お届
 けします。

■「正月の新聞」

 正月の新聞は毎年かなりのボリュームで、びっくりしますね。
 私も昔は、新聞配達をしていた経験があるのでわかりますが配達
 は、かなり大変です。
 自転車で配達するんですが、自転車のカゴに入らないぐらいの量
 になります。
 何回も行ったり来たりするので配達には通常の倍ぐらい時間がか
 かります。
 ですが、読む側にとっては、かなりの厚みのある新聞は嬉しいで
 すね。
 私は日経新聞と地方紙そして建設関係の新聞を購読しています。
 なので新聞受けに入らないぐらいの厚い新聞になってました。
 さすがにすべてのページをじっくり読んでいたら1日あっても足
 りないぐらいなので、私は、さらりと浅く目を通し、気になった
 記事があったら赤ペンでチェックしながら読んでいます。
 そのチェックした記事を切り抜いてスクラップしてあります。
 そして正月の新聞にはチラシも、すばらしくたくさんの量が入っ
 ていました。
 チラシもパラパラと眺めてみると楽しいものです。
 中には、住宅チラシもたくさん入っていましたね。
 今日は、その「住宅チラシの読み方」ついて考えたいと思います。

■「住宅チラシ」とは

 「住宅のチラシ」とは、住宅をつくるメーカーが新聞に折り込む
 広告のことです。
 私も普段は、新聞広告を配布しています。
 配布する側から見た、損をしないチラシの読み方について、快適
 住宅論では指南してみたいと思います。

■カラーとモノクロの違い

 カラーで両面印刷されているチラシは、力が入っています。
 カラー印刷とは、通常1色刷り(モノクロ)のところを、4色で
 印刷します。
 なので印刷コストも倍以上かかります。
 かなり気合が入っていると言えるでしょう。
 見る側としては、わかりやすくていいですが、大手の住宅メーカ
 ーは、このチラシに大きな力を注ぎます。
 また大手だとテレビCMも流していますね。
 見る側としてはチラシや直接新聞の紙面に折り込む場合もありま
 す、そしてテレビCMを連動させているので、また来たかと思う
 のではないでしょうか。
 ですが、カラーとモノクロでどちらが優れているということは、
 ありません。
 情報の量としては、カラーの方が多いですが、内容で考えると、
 モノクロにも光るものがあることが多いのも事実です。
 色で選んでいては、得たい情報を入手するのに、範囲をせばめて
 しまいます。
 色ではなく、内容を吟味してみることをお勧めします。

■ネットを活用してみる

 最近ではネット(自社ホームページ)とチラシそしてテレビCM
 を連動させている会社もあるようです。
 見る側としては、チラシだけではなくネットを活用して、しっか
 りと情報を入手することが必要です。
 チラシに惑わされては情報の一部しか見ていないことになります。
 展示場などに行こうかと考える前にしっかりとネットで勉強して
 から見に行くことをお勧めします。
 でないと、住宅メーカーの営業マンに電話や訪問を受けるという
 めんどうなことになってしまいます。
 たくさんの住宅メーカーがあるわけですから、見分ける目を養う
 事も大切です。

■良い住宅メーカーとは

 良い住宅メーカーとは、もちろん住宅づくりを真剣に行っている、
 そして何より建て主様の意向に沿った住まいづくりをしてくれる
 住宅会社のことを指します。
 その反対で、相性が合わない住宅メーカーとは、会社自らの保身
 を優先させた会社のことです。
 つまり建て主様優先ではなく、自社の利益優先の会社のことです。
 自分本位の会社を言いますが、このような住宅会社に出会わない
 ためにも、選択の眼を養っておく必要があります。
 また、建て主様の住まいづくりの主旨にそわない住宅メーカーと
 も言えるでしょう。

■見分ける前に、まずすべきこと。

 住宅メーカーの見分け方は、何の基準もないと見分けるのに苦労
 します、というか見分けることが出来ません。
 基準があってこその住宅メーカー選びと言えます。
 例えば、1皿100円で食べれる回転寿司屋さんと、本格的な御
 寿司屋さんとでは、出てくるネタからサービスまで、すべてが違
 います。
 私は、どちらの御寿司屋さんも好きですが、住宅づくりとなると
 簡単に決められません。
 その選択を誤ると、ご家族との貴重な時間と大切なお金を浪費す
 ることになってしまいます。

■住まいづくりの方向性を見定める

 住まいづくりの方向性は、たくさんあります。
 何を第一に優先させるかがポイントになって来ます。
 また、誰に最終的な決定権があるかで、住まいづくりも変わって
 来ます。
 ご家族でしっかりと話しあわれることをお勧めします。
 それからでも住まいづくりは遅くはありません。
 「今年中に建てるぞ」と意気込んでいらっしゃる方でもあせって
 はいけません。
 落ち着いて冷静に検討しなければなりません。
 それから住まいづくりに取り掛かることです。

■住まいづくりの選び方

 私がお勧めする住宅メーカーの選び方は、まずチラシを熟読して
 みることです。
 チラシは、住宅メーカーの命と言ってもいいでしょう。
 住宅メーカーはチラシを有料で大量に配布しています。
 いわば会社が投資をしているチラシはとても大切なものなのです。
 いかに情報を掲載して、建て主様、そしてご家族の方に理解して
 いただくかに力を注ぎます。
 ありきたりのチラシでは、見ても他社との違いがありません。
 ですが他社とは違う「何か」を感じ取れたチラシには、じっくり
 と時間をかけて読んでみることです。
 そして何が感情をくすぶっているのかを考えます。
 その「何か」が少しでも住まいづくりの方向性に合っていれば、
 住宅メーカーを訪れて「何か」をはっきりさせることが、快適な
 住まいづくりの一歩と言えるでしょう。

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