2007年03月25日

オール電化住宅特集:その1 調理する

 オール電化住宅の設備機器を考えます。


 今回は、その1です。


■「オール電化住宅」とは?


 現在では「オール電化住宅」と言っても、
 初めて聞かれる方は少なくなってきたようです。

 ですが、


  • 何がオール電化住宅なの?

  • どんな便利なことがあるの?



 など、案外知られていない方はまだまだ多いように感じます。

 そこで、「オール電化住宅ではどんな機器があるのか?」

 という身近な話題から始めたいと思います。


■オール電化住宅の3つの機器


  • 調理する   ⇒ IHクッキングヒーター

  • お湯を沸かす ⇒ 電気温水器、エコキュート

  • 部屋を暖める ⇒ 蓄熱式電気暖房器、電気式床暖房



 この3つの機器を取り入れて
 住まいを電化住宅とする事です。

 電気料金の契約をオール電化住宅対応に変えることで
 通常100Vのところを200Vという大きな電気を
 使うことが出来るようになります。

 例えば、現在お使いの調理器具がガスなら200Vの
 電気工事をしてIHクッキングヒーター取り付ければ、
 キッチンだけでも、すぐに電化住宅になります。

 簡単に電化リフォームをするなら、
 IHクッキングヒーターがお勧めです。

 ガスコンロのような卓上型の
 IHクッキングヒーターもあるので便利ですね。

 このIHクッキングヒーターを使ってみるというのが、
 一番簡単なリフォームになります。

 わが家は、昔から卓上のIH調理器(National製)を
 使っています。

 100Vですが意外とパワフルで
 値段も手頃なので便利です。


■【IHクッキングヒーター】導入のステップ


 新築の場合には、システムキッチンの一部として
 選択していけばIHクッキングヒーターになります。

 どのメーカーでも「IH」か「ガス」かを選択すれば
 どちらも選べます。

 「IH」か「ガス」かを選ぶのは、
 プランニングをするときの大きなポイントになります。


■IHにすると「下がり壁」がなくなる?


 火気が発生しない調理器具なのでキッチンにある「下がり壁」
 がいらなくなります。

 通常、ガス調理器なら天井から50センチ以上の「下がり壁」を、
 付けなければなりません。

 ところがIHを選択すると付けることがなくてよくなります。

 つまり、開放的な空間を可能にしてくれたのです。


■IHなら汚れにくい


 キッチンまわりの汚れやお掃除が簡単になりました。

 ガス調理器と違うのは、油などの飛び散りでしょう。

 飛散が少なくて、調理器自体のお掃除が楽になりました。

 ガラストップなら拭き取るだけです。

 また通常の幅が60センチなのに対してワイドトップという幅が
 75センチというものもあります。

 調理スタイルに応じて選択する必要がありますね。


■スチーム付のオーブンレンジがおすすめ


 IH調理器を選択するなら、その下部のスペースを利用した
 オーブンレンジ(オーブン電子レンジ付)もおすすめです。

 私の住まいでも採用していますが、その中でもスチームタイプ
 がお勧めアイテムです。

 冷凍保存しておいた「ご飯」などを解凍する際には、
 まるで炊き立てのように、みずみずしく温まります。

 またわが家では、炊飯ジャーもスチームタイプを
 採用しています。

 わが家では、キッチンまわりの家電機器では
 ナショナル製がお気に入りです。

 あと生ゴミ処理機もナショナル製で揃えると
 キッチンまわりの家電が一つのメーカーに揃うので
 何かと効率良く使うことが出来ますね。


■「キロワット」


 IHクッキングヒーター選びのポイントは「キロワット」です。

 火力の大きさを、kw(キロワット)で表します。

 通常、卓上型ではコンセントから電源を取るので
 100Vで1.2kwになっています。

 埋め込み型(ビルトイン)なら200Vで、
 2kwや3kwが選択出来ます。

 通常なら2kwで充分な火力が得られます。

 1kwとは、電力量のことを表します。

 1kwを1時間使用すると約22円かかります。

 (電気料金の契約にも違ってきます。
  あくまでも一つの目安だと思ってください。)


■IHクッキングヒーター用の「鍋」や「フライパン」


 IH専用の「鍋」や「フライパン」を準備する必要があります。

 私の住まいでは、昔から卓上型を使っていたこともあってか、
 IH用の「鍋」や「フライパン」を使っていました。

 なので移行は、簡単でした。

 ただ注意しなければならないのが、
 「鍋」や「フライパン」の規格です。

 100V対応なのか200V対応なのかということです。

 また、便利なのがIH用の土鍋です。

 IH卓上型を併用すれば、カセット型の卓上コンロを使うことなく、
 土鍋でもIHを使うことが出来ます。


■グリルは両面焼き


 グリルは、「両面焼き」がお勧めです。

 ひっくり返さなくても良いのが特徴です。

 最低限選らんでおきたいところです。

 たいていのIH調理器は両面焼きになっていますが、
 お手頃タイプのものは、まだ片面焼きなのでよく確認しましょう。


■オールメタル対応


 ナショナル製のオールメタル対応のIHクッキングヒーターです。

 オールメタルの特徴は、すべての金属製の鍋が使えることです。

 アルミフライパン、アルミ片手鍋、アルミ圧力鍋、アルミ両手鍋、
 ステンレス多層鍋、銅鍋。

 通常のIHクッキングヒーターでは専用の鍋やフライパンでしか
 使えませんでした。

 IHクッキングヒーターに使えるかどうかを見分けるポイントは、
 磁石がくっつくかどうかで判断すると分かりやすいです。


■ブラックかシルバーか?


 「色」です。

 通常ならブラック(黒)が標準です。

 シルバーを選択することも出来ます。

 キッチンまわりのデザインに合わせると良いでしょう。


■据置型


 リフォームにおいてどうしても埋め込み型(ビルトイン)タイプ
 が使えない場合があります。

 そんな時には「据置型のIH」を設置することが出来ます。

 コンロ置き台にそのまま置けるのがポイントです。

 またIHクッキングヒーター用のコンセントをお忘れなく。


■オール電化住宅の3つのポイント


  • 1 「省エネ」である

  • 2 「火」を使わないので安全・安心

  • 3 24時間あたたかな住まい



 上記の3つが電化住宅にする利点として考えられます。

 快適な住まいづくりでは欠かすことが出来ないポイントです。


■IHクッキングヒーター:メーカーWEBサイト




■電力会社WEBサイト


 東北電力
 ⇒ http://www.tohoku-epco.co.jp/suggestion2/index.htm

 オール電化住宅のポイントがわかるWEBサイトです。


■今日はオール電化住宅の機器として
 IHクッキングヒーターをお伝えしました。


 使いやすいキッチンにしてくださいね。


■『わが家のリフォーム』


 わが家のリフォームしたポイントを
 一級建築士・キッチンスペシャリストの美代子さんが
 書いています。

 キッチン編:

 http://blog.livedoor.jp/sakaitoshimi/archives/50368030.html


 酒井利美


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