こんにちは。酒井です。
今回はオール電化住宅特集:その4「床暖房」です。
床暖房は皆さんご存知の方も多いと思います。
その床暖房のタイプや設置方法などをご紹介します。
■3つの床暖房
住まいを足元から暖めてくれるのが、
床暖房です。
床暖房には、3つのタイプがあります。
「電気パネル式床暖房」と「温水式床暖房」と
「蓄熱式電気床暖房」です。
工事が簡単なのが「電気パネル式」です。
床のフローリングの下に貼り付け電気工事をすれば
設置できます。
「温水式」は、給湯器でお湯をつくり床下に温水の配管を
して暖める工法です。
「蓄熱式」は、蓄熱パネルを床下に入れる工法です。
今日は「蓄熱式電気床暖房」について考えます。
■設計のポイント
ここでは、技術的な話をしますが、
大切なポイントなのでじっくり修得してください。
「蓄熱式電気床暖房」(以後、床暖房と呼ぶことにします)は、
床下に入れますが、どのように設計すると良いかについての
ポイントをまとめます。
床暖房は、厚さが30〜40ミリあり
根太(ねだ:床下に入れる木材)の間に入れます。
床下の施工の順序(木造)としては、
1 断熱材
2 下地合板
3 根太
4 蓄熱パネル
5 フローリング
になります。
断熱材は、押出し方ポリスチレンフォームを施工します。
そして下地合板を張りますがネダレス
(根太を細かく入れない)にして使用します。
下地合板は通常12ミリですが、
ネダレスの場合には24ミリか28ミリ
の厚めの構造用合板を張ります。
そして、下地合板の上に蓄熱パネルが隠れるぐらいに、
根太を入れます。
フローリングは床暖房対応の物を選んでください。
でないと、フローリングが痛みやすくなってしまうからです。
一般的なフローリングを使用すると熱によって「そり」が
おこりやすくなるからです。
確認して施工してください。
■床暖房の良さ
床暖房は、先日も書きましたが「凝固熱」を利用した暖房です。
夜間の熱を利用して固体を融かして昼間に少しずつ
固まって行く時に熱を放熱します。
ファンヒーターのように直に暖かいというより
じんわりとした暖かさが特徴です。
裸足で、歩くと暖かいので気持ちの良い感触です。
■床暖房のコスト
床暖房は、『高い』イメージがありませんか?
私も『高い』イメージを持っていました。
しかし、2、3年前よりはずいぶんとコストも
かからなくなって来ているようです。
そして、蓄熱タイプではない「電気パネル式床暖房」が
価格的には手軽な床暖房です。
例えば、キッチンなどで足元に設置するなど
足元が冷えるような場所に部分的に使うようにすると、
効果的です。
床上にある「蓄熱式電気暖房器」の
併用で使うと効果的ですね。
■蓄熱式電気床暖房・メーカーWEBサイト
・スミターマルシステム
http://www.sumikapla.co.jp/yukadanbo/index.shtml#
(あくまで参考のホームページです)
■床暖房 WEBサイト
床暖房なるほど読本
http://www.rinnai.co.jp/product/kyudan/yukadan_naruhodo/01.html
わかりやすいWEBサイトでしたのでご紹介しました。
「床暖房」にするか「蓄熱式電気暖房器」にするか
迷われるかもしれません。
どちらが優れているということはありません。
どちらも利点があるからです。
また、暖房ならエアコンという選択も出来ます。
最終的には、家づくりに合わせた
暖房機の選択が必要だということです。
設計者と打ち合わせを重ねて
暖かで快適な住まいになるように
検討してみてください。
酒井利美
