2005年12月21日

■住まいの「湯」(快適住宅論No.012)

■今日は、住まいの「湯」について考えます。


■[快適住宅ストーリー]

 登場人物のご紹介

 主人公はサカイくんです。ちなみに私の奥さんの旧姓は鈴木です。
 現在結婚して子供二人の父です。これから一戸建てを新築しよう
 と真剣に悩んでいる平凡なサラリーマン。そのサカイくんにいろ
 いろとアドバイスする彼の上司スズキさんが登場します。スズキ
 さんは、某有名住宅メーカーに勤めた経験のある女性の一級建築
 士です。


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■物語のポイント

 前回「オール電化住宅」について深夜電力にすることで、電気代
 が安くなり経済的になるとわかったサカイ君。

 今日は、さらに電気代が安くなる方法について、サカイ君はお勉
 強していきます。

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■「スズキさん、電気代を安くするにはどうすればいいんですか?」


□一般的な家庭の光熱費の1/3は給湯費です。

 給湯にかかる光熱費が安くなれば、全体的なランニングコストも
 下がってきます。

 ですが、「湯」を沸かすのって、ガスにするか灯油にするか、ま
 たは電気にするかで大きく変わってきます。

 それぞれの電気料金を比較してみましょう。

 ・電気   → 1.00 (深夜電力契約時)

 ・都市ガス → 1.97

 ・灯油   → 0.83

 [日立の電気温水器カタログデータによる]

 このように料金を比較すると、違いが出て来ます。

 灯油は、数値によると一番安いですが、最近は高くなってきてい
 るので注意が必要です。

 安くなるのは、わかりましたか?


■「その深夜電力について、もう少し教えて下さい。」


□それでは私の住む福島県の例でお話しましょう。

 東北電力さんの場合で「やりくりナイト10」という契約です。

 夜の10時から朝の8時までの間が深夜電力料金として計算されます。

 ・昼間 26.28円/kwh

 ・夜間  6.25円/kwh 

 とこのように深夜電力にすると約4.2倍も違うんですね。

 その安い時間にお湯を沸かすことが出来れば、かなり経済的にな
 ります。

 私の場合は、深夜電力の時間を利用して、安い電気料金の時に、
 食洗器を使ったり、洗濯をしたりします。


■「もっと安くするにはフルオートのマイコン型を使うんですよね。」
 

□そうです。だんだんわかってきたようですね。

 フルオートタイプの利点は、湯はりから追い炊きまで自動で行っ
 てくれることです。

 また、高圧力型なので圧力が高いので、快適ですよ。


■「エコキュートって聞いたことあるんですが、お湯に関係ありま
 すか?」


□もちろんです。

 エコキュートは、さらに電気代が安くなる温水器なんですよ。

 だいたい都市ガスの1/8になります。


■「そんなにいいなら、私のところでも採用しようかな・・・」


□そう簡単に、結論にいかなくていいんじゃないかな。

 もう少し話させてください。

 エコキュートは、お湯のタンクが通常のものより小さいんです。

 大家族には向いていない場合があります。

 通常の電気温水器で560リットルが一番大きいです。

 エコキュートは、大きいもので今のところ460リットルです。


■「エコキュートについて、もっと教えて下さい。」


□エコキュートの仕組みを知る必要があります。

 通常の電気温水器は1つですが、エコキュートは本体と室外機と
 2つの機器から成り立ちます。

 クーラーの室外機みたいなのが、外部に出てきます。

 そしてクーラーと逆の働きをします。

 空気中から熱を吸収して、湯を沸かすのがエコキュートなんです。


■「エコキュートは、なんだか高い感じがしますね。」


□そうですね。通常の電気温水器よりは少し高めです。

 ただランニングコストは、かなり下がりますけどね。

 それに、補助金制度があります。

 詳しくは、

 [財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター]のページを見て下さい。

 → http://www.hptcj.or.jp/ecocute/


■「補助金制度って、すごいですね。」 


 つづく。


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