今日は、前回に引き続いて「換気」についてのお話しです。
前回の内容が、かなり専門的になってしまい「わかりずらい!」という
メールを読者の方より頂きましたので前回の換気のお話しの補足から
始めたいと思います。
■1【「換気扇」とは?】
そもそも「換気扇」とは、どのようなものかという基本に立ち返ってみます。
部屋の一部の空気を強制的に排出する目的で設置するのが「換気扇」です。
例えば、トイレの臭気を排出するためだったり、浴室の湿気を排出します。
また、台所などで調理の時に出る煙や臭気も排出します。
使われ方によって、「機種」や「大きさ」も変わります。
このように部分的に部屋の空気を排気する目的で設置しますが、
シックハウス対策として設置しなければならない換気扇もあります。
■2【正圧と負圧の関係について】
前回のメルマガ内で、正圧(せいあつ)と負圧(ふあつ)について
触れました。
正圧とは、室内の空気の圧力が高い状態のことを言います。
なので室内側にたくさんの空気があることですね。
逆に、負圧とは室内の空気の圧力が低い状態のことを言います。
正圧なら、壁や天井の空気を押す働きがあります。
また負圧なら、壁や天井の内部から空気を吸ってしまう事になります。
ですので、壁の内部や天井の内部の建材の使用について気をつけなければ
なりません。
正圧タイプの第一種換気扇を使用すれば、空気が多い状態なので
快適だと言うのも分かって頂けるのではないでしょうか。
■3【「シックハウス対策」で取り付ける換気扇とは?】
以前から、換気扇は建物に対して部分的に取り付けていました。
ですが「シックハウス対策」という主旨で、室内空間の空気も常時、
強制的に換気することが義務付けられました。
常時換気というのがポイントです。
常に空気を入れ替えなければなりません。
新しい空気(フレッシュエアー)を外気から取り込み、室内の空気を
排出することです。
つまり、トイレなどに付ける換気扇とは、別の考え方で付けなくては
なりません。
ですが、第三種換気として、トイレなどの換気扇をシックハウス対策用
として換気扇を使うことが出来ます。
換気扇の選び方でも、さまざまですね。
簡易にするなら、第三種換気の併用型が良い場合、または別に、
専用に設ける換気扇という考え方もあります。
住まいに合わせた考え方で換気設備計画も進めるようにしたいですね。
■4【「シックハウス」とは?】
シックハウスとは、室内の建材や接着剤、家具などから出る化学物質等で、
化学物質過敏症・アレルギー・アトピーなど様々な体の不調を引き起こす
住まいのことを「シックハウス」といいます。
このシックハウス関連分野も日をあらためて考えてみたい内容ですが、
今回はなぜ「換気扇」を付けなければならないのか、ということにポイントを
絞って考えます。
室内空間の空気を排出するために設けるのが「常時換気」という考え方です。
すべての素材を「自然素材」で作られるなら、換気扇は無くても良いのですが、
すべてを自然素材でというのも難しいものです。
また、家具等からも排出されているとも言われるので換気扇の設置は
やむをえないところです。
さらに高気密・高断熱の住まいになってくると、外気を入れるような給気の
仕組みを作っておかないと、窒息してしましますよね。
この「排気」と「吸気」の量で、どちらが大きくするかそして小さくするか
をコントロールする考え方が、前回お話した「換気」の内容です。
また使われる建材等もF☆☆☆☆(フォースター)製品を使用します。
■5【2つの「換気扇」】
「換気扇」とは、一般的に2つに分類されます。
「局所換気扇(きょくしょかんきせん)」と「集中換気扇」です。
トイレや浴室、台所などで使われるのが「局所換気扇」です。
一箇所で給気・排気をします。
各部屋に吹き出し口を設け、そして一箇所で空気を集めて室内空気と
外気との入れ替えをするのが「集中換気扇」です。
■6【「熱交換型換気システム」とは?】
前項でご紹介した2つの換気扇の中でも、熱交換型という換気扇も、
あります。
私がお勧めしたい換気扇です。
なぜなら、暖かな住まいにするためには、欠かすことの出来ない換気扇
だからです。
空気を入れ替える時に、熱を出来るだけ逃がさずに換気するものです。
高気密・高断熱そしてオール電化住宅には欠かせないアイテムです。
また熱交換型の換気扇は、第一種換気であることがポイントです。
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