2006年01月30日

Vol.11 キッチン

■ キッチンは住まいで最も大切なところです・・・

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■快適な住まいづくり【実践編1】(快適住宅論No.030)

■先週に引き続き、私の小冊子「快適な住まいへの8つのステップ」
 について書いています。
 今日は、その5回目、8つのステップ・その5です。

■【実践編1】快適な住まいづくり

■住まいの仕様

 「仕様」とは、住まいの建築材料、構造などの決まりごとです。
 この「仕様」が明確でないと住まいづくりが出来ないと言っても
 良いかもしれません。
 住まいの「仕様」を考える場合には、ひとつひとつの選択の積み
 重ねが大切なポイントです。

■高気密・高断熱について

 高気密・高断熱住宅は、オール電化住宅にする上では必要不可欠
 な「仕様」です。
 また一般仕様でも、気密をきちんと確保することで省エネにつな
 がって来るのでおすすめの「仕様」のひとつです。
 気密を確保をするには、外部から気密を取る方法と、内部で気密
 を取る、2つの方法が考えられます。
 断熱も同じように、外部で取る「外断熱」と内部で取る「内断熱」
 があります。
 高気密・高断熱の工法については、各社各様の考え方があります。
 一般的な気密の取り方や、断熱の仕方にも違いがあります。
 メーカーによっては、大きくアピールしている会社もあります。
 私も住まいづくりを見てきた中で、さまざまな考え方があること
 に戸惑った時期もありました。
 ですが、良く見比べてみると違いはあまりないようです。
 ポイントは、どのように断熱を確保しているかということを、し
 っかりと把握できるかどうかです。
 理解できない断熱方法を取らない方が良いと思います。
 納得できる住まいづくりを目指して、しっかりとここでも「選択」
 をしておきましょう。

■住まいの収納

 収納スペースを確保するのは、とても必要なことです。
 収納とは一般的に、納戸(なんど)、クローゼット、押入、棚、
 下足入、外部倉庫、階段下収納、などさまざまな名称が付いた
 ひとつの部屋を言います。
 収納のポイントは、ただ収納が多いほうがいいというよりは、
 何をどこにしまうのか、をしっかり計画しておかなければなりま
 せん。
 物の行き場所、収納場所をきちんと決めておくと部屋の中が、物
 でいっぱいになるということは、避けられるでしょう。
 収納のコツは、「収納する行き場所をきちんと確保する」です。
 
■快適な空間づくり

 快適な空間とは、どのようなな空間でしょう。
 私達が考える、快適な空間とは、じっくりと考えぬいたプラン、
 そして吟味された素材の中で日常生活をエンジョイすることです。
 日常の生活が、建て主様の家族にとって、有意義な時間として、
 過ごせる場所であることが、快適な空間には必要なことではない
 でしょうか。

■メルマガ『快適住宅論』
  
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2006年01月28日

快適な住まいづくりセミナー[ 第4講座 ]

■【入門編2】快適な住まいづくり
■必要な部屋と付加スペース
住まいづくりの最初のステップとしては、まず必要な「部屋名」を、書き出してみることです。
現在お住まいの部屋名からだと考えやすいと思います。
「部屋名」からどのように使う部屋にするのかという基本的な所から考えていくと、必要な部屋が見えてきます。

 ▽1・「リビング(居間)」
     □吹抜けは必要か?
     □リビングでの過ごし方を考えてみる
     □LDKという空間をひとつにしてしまうかどうか?
     □ソファ、TVなどの家具に合うスペースを確保出来るか?
 ▽2・「ダイニング(食事室)」
     □どのようなダイニングテーブルを使うか?
 ▽3・「キッチン(台所)」
     □キッチンの種類
     ⇒I型、L型...
     ⇒対面型、食器棚、食品庫、冷蔵庫の位置
     ⇒加熱機器(IHクッキングヒーター or ガスコンロ)
 ▽4・「和室」
     □何畳必要か?
     ⇒4.5畳 6畳 8畳 10畳 12畳
     □何部屋必要か?
     ⇒1部屋
     ⇒2部屋
     ⇒3部屋
     □どのように配置するか?
     ⇒連続させる
     ⇒離れて設ける
 ▽5・「寝室」
 ▽6・「子供室」
     □何部屋必要か?
     ⇒子供の人数による
     □2人で1室を利用する
     ⇒将来、間仕切りで仕切れるようにする
 ・
 ・
 ・
 以上のように、住まいには、およそ21種類のお部屋があります。
 どのような部屋があるかということも、あらかじめ知っておくと良いでしょう。
■住まいの間取り
間取りを決めていく場合には、いきなり部屋をどんどんあてはめていこうとすると、まとまりにくくなります。
私達、設計者でも間取りを考えるのは簡単ではありません。
間取りを考える場合には、まずおおまかな全体のイメージをつかむところから、始めると良いでしょう。
間取りは、部屋の大きさにカットした厚紙などで並べてみると、雰囲気がわかりやすくなります。
■風水・家相
風水や家相の考え方を、初めから考えてしまうとなかなかまとまらなくなることが多いようです。
ただ鬼門(きもん)と言われる、北東の隅などに、出入口や便所を設けることは避けるというぐらいはおさえたいところです。
■スタディー模型の作り方と見方
住まいは、平面図で考えてばかりいると、固定された頭でつくることになってしまい、楽しみが半減してしまいます。
住まいは、立体で考えると、さらに深まります。

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2006年01月26日

竣工です。

556fbb93.jpg昨年夏から工事が始まった坂下町のオール電化の住まいが完成しました。今日は雪が吹雪いていましたが、記念に美代子さんが玄関前でパチリ。  
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快適な住まいづくりセミナー[ 第3講座 ]

■【入門編1】快適な住まいづくり
■図面を知らないと住まいづくりは出来ません
住まいづくりでの基本は、図面の見方です。
打合せを重ねるうちに、図面の見方がだんだんとわかって来るものですが、図面をつくる前から知っておくと、最初から役に立つものです。
図面とは、まず配置図(はいちず)、平面図(へいめんず)と、立面図(りつめんず)がわかる程度で十分です。
その他には、矩形図(かなばかりず)、展開図(てんかいず)などがあります。
そして忘れてならないのが、仕様書、仕上げ表とも言います。
間取りをつくる段階での図面チェックは大切です。
また、図面から住まいのカタチがイメージ出来るようになると、ほぼ図面を見れると言えるでしょう。
図面の見方について見て行きます。 
■敷地から配置図へ
住まいづくりをする敷地のとらえ方から配置図の考え方をチェックします。
また敷地情報をチェックすることも大切なことです。
設計事務所やハウスメーカーでは、法務局や役場へ行って敷地を確認します。
その確認のポイントをお伝えします。
■玄関の位置とアプローチ
敷地のとらえ方、または使い方によって、住まいの建築位置を、設定します。
例えば、どこに駐車場が来て、玄関をどこに配置するかです。
道路から住まいへ、どのように入っていくかというアプローチをどのようにするのかを考えて行きます。
■住まいのカタチを考える
敷地条件から、だいたいは住まいのボリューム(大きさ)が想定されて来ます。
そしてライフスタイルやご要望から、間取りを考え、そしてどのようなデザインで行くかという基本情報からおおよそのカタチが決まって行きます。
オリジナルな住まいをつくるには、住まいの基本姿勢を見直して計画をして行きます。

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2006年01月25日

快適な住まいづくりセミナー[ 第2講座 ]

■快適な住まいづくりの考え方
「快適な住まいづくり」という考え方でみていきます。
「快適」+「住まい」+「つくる」という3つの要素から住宅を考えて行きます。
住まいづくりは、住まいが完成前の生活スタイルと、完成してからの生活スタイルがポイントです。どのように生活スタイルが変化するか。
または、変化しないものは何かを考えると、住まいのイメージが見えやすくなります。
■住まいの問題点を知る
現状での住まいの問題点を考えると新しい住まいづくりのヒントになります。
例えば、寒い、台所が使いずらい、浴室が狭い、などなど。
何を優先して、何を改善するか考えると、案外まとまるものです。
■家族のライフスタイル
冒頭でも取り上げましたが、家族のライフスタイルは、とても大切な要素です。
例えば、コタツの生活からフローリングでソファという洋式の、住まいに「憧れ」があっても、なかなかコタツ生活が長いと、離れられないものです。
新築をしてからもコタツ生活が続く場合があります。
ですが、徐々にコタツからソファへ移行して行けばいいのかなぁと思います。
また、本当に住みたい生活スタイルを考え直してみるのも、良い機会ではないでしょうか。
「憧れ」を実際に行動するには、ご家族にとって大きな「決断」が待ち受けています。
■家族のライフステージ
生命保険に出て来るようなお話ですが、住まいづくりにとっても欠かすことの出来ない大切なポイントです。
年表を作ってみると案外簡単に把握できます。
「住まいのライフステージ年表」についても考えます。
■安心・安全な住まいづくり
住まいは、安心出来て、安全な住まいづくりがデザインより優先して考えなければならないポイントです。
住まいづくりの基本を見て行きます。
■快適な住まいづくりへの心構え
住まいづくりへ取り組むにあたっての「心構え」をしておくと、さまざまな出来事にスムースに対処出来ます。
住まいづくりの「流れ」を考えます。
■今日は2つめのステップについてのご紹介でした。
明日は、3番目のステップ(第3講座)についてお届けします。

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2006年01月24日

快適な住まいづくりセミナー[ 第1講座 ]

■小冊子「快適な住まいへの8つのステップ」について
セミナーでは、小冊子「快適な住まいへの8つのステップ」を活用して講座を進めていきます。その8つのステップについてです。
■8つのステップとは
なぜ8つのステップなのでしょう。私は、快適な住まいづくりを実践するためには、8つのステップで考えるとわかりやすいと思っているからです。住まいづくりでは、さまざまな局面や選択が待ち受けています。例えば、どのような敷地にどのような住まいを建てるかと考えるところから始められる方も多いと思います。敷地選びは、大切で難しいところです。何を基準に選んだら良いのでしょう。私がこの『快適住宅論』で書いている通り、住まいづくりでは、さまざまな選択があり、ひとつひとつの選択の基準となる「目」を養うことが必要だと考えています。
そのための「知識」や「知恵」を取り入れて選択の基準を広げて行くことが住まいづくりでは役に立ちます。
8つのステップを通して、少しずつそして着実に住まいづくりの考え方を身につけて行きましょう。
■1つ目のステップ(第1講座)「快適な住まいづくりを始めよう」
まずは、快適な住まいづくりを始めてみることだと思います。
ちなみに住まいづくりは、どのような所から始まるのでしょう。
住宅の雑誌を見る、住宅のテレビを見る、住宅展示場に訪れる、カタログを取り寄せて見るなど、さまざまなところから、小さなそして大きな、一歩が始まります。
快適な住まいづくりは「考える」から、実際に「行動に移す」ことから始まると考えます。それでは何をポイントに始めたら良いのでしょう。まずは現在の住まいについて「知る」ことから始まります。
■「住まいのトレンドとコスト」
住まいのトレンドとコストを知ることが、最初のステップになるでしょう。
どのような住まいを実現させるかは「住まいのイメージ」と「予算」からだいたいのカタチが見えて来ます。また、実際にはどのような価格だと住まいが実現出来るのかも、知っておくと役に立つでしょう。
「住まいのトレンド」と「コスト」についてしっかりと考えます。
■「ハウスメーカー」と「工務店」そして「設計事務所」
さまざまな住まいづくりの相談をする場所があります。住まいづくりでは、それぞれの利点や欠点を考えます。また、住まいづくりでは、いちばん最初に「相談」をすべきところが見えてきます。
失敗しない住まいづくりのためにも、欠かせないポイントです。
■「ローコスト住宅」と「快適な住まい」
住まいの価格の見分け方をしっかりと認識しているとローコスト住宅というキャッチコピーに惑わされなくなります。「住まいの価格」を考えて行きます。
■快適な住まいづくりのために
どのような住まいづくりを目指すかで、大きく取り組み方が異なります。
どのようなつくり方が、良いのでしょう。
お勧めの方法について、ご紹介して行きます。
■今日は最初のステップについてのご紹介でした。
明日は、2番目のステップ(第2講座)についてお届けします。
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2006年01月21日

Vol.10 カーテン

■ カーテン選びのポイントとは・・・

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2006年01月20日

寝る時間の記録

毎日、このブログを寝る前に書くのを日課にしようかとふと思いました。
いつも何時ごろに寝てるんだろうと自分でも記録していないので、このブログを書き終わってから少ししてから寝ているとすれば、自分に対しての記録になるかなぁと思ったからです。たまに寝る前にまた仕事を始めてしまうこともあるんですが、その時はその時と言うことで。酒井利美
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2006年01月19日

第1回『快適な住まいづくりセミナー・No1』開催します!

最新のお知らせです。

■第1回 『快適な住まいづくりセミナー・No1』開催します!
 内 容 :『快適な住まいづくり』に欠かせない
       8つのポイントを4ヶ月にわたって開催します。
 日 時 :2006年2月4日 土曜日 午後2時〜4時
 場 所 :会津商工会館 TEL:0242-27-1212
       会津若松市南千石町6-5
 講 師 :酒井 利美・酒井美代子・他税理士の先生を予定
 回 数 :全8講座・月1回・2講座(計4回)
 受講料 :1家族1講座・1,000円(税込)限定20名
 予 約 :講座はすべて予約制です。
      Eメールまたはお電話で
     「氏名・住所・参加予定人数」をお知らせ下さい。
      会場の都合で20名様での開催になりました。
      ご予約は、前日までにお申し込み下さい。

 お問合せ、ご予約は↓
 ⇒info@sa-design.com【第1回住まいづくりセミナー】係まで
 ⇒TEL 0241-32-3162  
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眠いかも

最近、寝るのが遅くていつも3時頃。。
眠いような眠くないような・・・
やることがたくさんあってなかなか寝る時間がありませんね。トシ

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■住まいの「玄関」(快適住宅論No.25)

 今日は[インテリア・設備機器編]の住まいの「玄関」について
 お届けします。

■段差の少ない住まいの「玄関」

 「玄関」は、外部と内部をつなぐ住まいの出入り口です。
 「玄関」は、外部から家に帰って来た時に違和感なく入って来れ
 るかどうかが、快適な住まいづくりのポイントです。
 例えば、外部から敷地に入って来て、住まいの玄関までのアプロ
 ーチがあり、そして外部の階段を使って「玄関ポーチ」に上がり、
 そして玄関の扉を開けて家に入る。
 次に靴を脱いで、「玄関の框(かまち)」を越えて「玄関ホール」
 へ、という人の動線があります。
 住まいは、通常地面より高いレベルにあるため、そのレベルの差
 を外部の階段を使って段差処理をします。
 この玄関ポーチまでのレベル差と玄関からフロアーまでのレベル
 差を考えることが「段差処理」をすると言います。
 この「段差処理」は住まいの設計段階で、しっかり考えなければ
 ならない大切なポイントの一つです。

■住まいの高さ(1階の地盤面からの高さ)

 住まいの高さとは通常、基礎そして土台、床下地の合板、フロー
 リングを足した高さになります。
 私がいつも設計するときの高さを例にして考えてみます。
 例:基礎の高さ GL(じーえる・地盤面)       ±0mm
         基礎コンクリート(土間)      +50mm
         基礎コンクリート(立ち上がり)  +400mm
         基礎パッキン            +20mm
         土台               +105mm
         床下地合板             +24mm
         フローリング厚           +15mm
         計(1FL:GLから1階までの高さ)  +614mm
 となります。
 614mmですから、地面から考えると意外と高くなります。
 この意外と高いこの段差を、どのように処理するかが、快適性を
 保つかどうかの分かれ道となります。
 「玄関」は、毎日出入りするわけですから「楽」に出入り出来る
 ようにすることは忘れてはならない、住まいづくりの基本となる
 部分です。

■玄関の段差を「式台」で解消する

 玄関と玄関ホールの段差です。
 玄関と玄関ホールでは、靴を履いたり脱いだりする場所であるの
 で、靴の履きやすさを優先して考えてみます。
 私は、150mmを基準にしています。
 また最近では、段差が極力なくして設計することもあります。
 その時には20mmから10mmぐらいにしています。
 従来の住まいでは、玄関の段差を300mmとか400mmぐらいにしてい
 ました。
 その場合には「式台」と言われる木製の台を置いて対処していま
 した。
 玄関がすでに、かなりの段差になっています。
 読者の皆さんの自宅でもかなりの段差がある方もいらっしゃるの
 ではないでしょうか。
 家の段差について、よく講義の時に質問するんですが、20人に1
 人はそういう段差があるお宅でした。
 聞いてみると建築後30年は経っていると言います。
 昔は、あまり段差を気にしなかったのでしょうか。
 リフォームのテレビ番組でもありますが、段差のお話はよく話題
 になりますよね。

■玄関と玄関ポーチ


 玄関には、玄関の建具が入ります。
 この玄関の建具は、下が土間モルタルまたはタイルが来ても大丈
 夫なタイプのものです。
 一般的に玄関に使われるドアや引き戸は、サッシの中でも特殊な
 存在です。
 モルタルをサッシの下場に入れて土間のモルタルと段差のないよ
 うにするためです。
 ですが、玄関と玄関ポーチでは、水処理の関係で最低でも20mmは
 段差を設けます。
 一般的には、50mmから100mmの段差をつけます。

■玄関ポーチと地盤面までの外部階段

 外部の階段は注意が必要です。
 通常、160mm以内にすると良いでしょう。
 内部の階段と同じように考えないようにすることです。
 内部の階段については、後日詳しく書いていこうと思いますが、
 外部の階段では高さを160mm以内(蹴上げ・けあげ)とも言います。
 そして段の奥行きは300mm以上(踏み面・ふみずら)あると楽に
 上り下り出来ます。
 外部での階段は、緩やかな勾配であることが大切なポイントです。
 そして外部の階段に使われる素材にも注意を払います。

■玄関のタイル

 「滑りにくいタイル」を選ぶこと。
 タイルのメーカーとしては、INAXが有名です。
 設備機器のメーカーとしても有名ですが、タイルも有名です。
 タイルのカタログは、設備機器の総合カタログに負けないくらい
 厚くて重いです。(たくさんのタイルの種類があるということ)
 設計の打合せの時にタイルのカタログを持っていく時には、かな
 り重いので肩が痛くなります。。
 もちろんタイルだけではないんですが、他に重いカタログと言う
 と照明器具のカタログも重いです(笑)。
 話がそれてしまいましたが、玄関用というタイルを選びましょう。
 そしてカタログで選んだらサンプルのタイルを見てみるのをお勧
 めします。
 「色」と「風合い」は、実際に見てみないとわからないことが、
 多いからです。
 またモルタル金コテ仕上げというシンプルな仕上げも一般的です。

■玄関ポーチまでのアプローチを「スロープ」にしてみる

 階段とスロープを併用してみるのもお勧めです。
 スロープにする場合には、勾配が15分の1以下になるようにする
 のがポイントです。
 15分の1というと1メートルで15センチという勾配です。
 これは、かなり緩い勾配です。
 建築士の試験でも出てくるところです。
 覚えておきましょう。
 外部のスロープは、1/15以下です。

■玄関の「バリアフリー」

 「玄関」というというところは「バリアフリー」を考える場合に
 も欠かせない大切なところです。
 バリアフリーにする場合には、「段差」と「玄関の建具の幅」が
 大切です。
 それに玄関には「手スリ」をつけると使い勝手が良く便利です。
 「手スリ」は、「健常者」であってもあると便利です。
 私の住まいでも取りいれてますが、靴を履いたり脱いだりする時
 には、かなり助かっています。
 また、玄関に「椅子」や「ベンチ」を置いておくとさらに使いや
 すくなります。
 「バリアフリー」を考えるなら段差を極力なくすことが必要です
 がすべての場面を考慮して、設計するとまとまりにくくなりがち
 です。
 一般的に「健常者」である私達は、段差がなく、あまりにも平ら
 でありすぎると逆に使いづらいこともあったりします。
 どこまでを「バリアフリー」にするのか、設計の段階で全体的な
 まとまりのある設計にしたいものです。

■玄関の「段差処理」とは「〜しやすい」を考えること

 私達、設計者や建築に携わる方の中でも、この段差処理をあまり
 気にしない方がいらっしゃいます。
 特に詳しい決まりがないためなのかもしれません。
 使い勝手や快適性を考えた住まいでは、「〜しやすい」を一つで
 も多く取りいれて実践することが、快適な住まいへの生活につな
 がるのではないでしょうか。  
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2006年01月16日

かなみです。

45162e85.jpg次女の、かなみです。だいぶ大きくなりました。写真を撮るときには、ちゃんとポーズ!?をします。
美代子さんの小さい頃の写真にそっくりでした。ただ美代子さんは双子なので写真を見分けるのに苦労しますが。。  
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■外壁材(快適住宅論No.024)

■「外壁材」とは

 住まいの「外壁材」とは、その名の通り建物の外側に来る材料の
 ことです。
 さまざまなタイプがありますが、今日は「サイディング」につい
 て考えていきます。
 「サイディング」とは、建築物の外壁に用いられる耐水・耐候性
 に優れた板(ボード)のことです。
 最近では、一般的に使われているのは、鉄板のタイプと、窯業系
 という2つが普及しています。

■「鉄板サイディング」の「鉄板」

 「鉄板」とは、最近では亜鉛とアルミの合金である「ガルバリウ
 ム鋼板」が多く使われている材料で、また「金属サイディング」
 とも言います。
 「ガルバリウム鋼板」とは、屋根材としても使われていますが、
 外壁材としても普及しています。
 「ガルバリウム鋼板」の特徴としては、長期耐久性があり、亜鉛
 鉄板の約3から6倍の耐久性が期待できる優れた表面処理をされ
 た鋼板です。

■「ガルバリウム鋼板」を使った材料

 現在では、鉄板というとほとんど「ガルバリウム鋼板」のことを
 指します。
 昔(2から3年前)で言う鉄板とは、違います。
 皆さんが計画されている住まいで鉄板になる部分、例えば、屋根
 材や、外壁材で、ガルバリウム鋼板が使われているか確認するこ
 とが必要です。
 鋼材メーカーも従来型の鉄板を作っていないとも言います。
 また鉄の不足により、昨年ぐらいから鉄板の価格が上がっている
 ことにも注意が必要です。

■「鉄板サイディング」では、断熱材が間に入っている

 外壁に鉄を使うわけですから、熱をもろに受けてしまいます。
 そこで、サイディングメーカーは、断熱材をはさみこんで、熱が
 伝わりにくいようにしています。
 熱を伝わりにくくし耐久性を持たせた外壁材、そして汚れにくい
 外壁材は理想ですね。

■「光触媒」の登場

 最近では、汚れ防止に「光触媒」を散布しているメーカーもある
 ようです。
 「光触媒」は、誰でも出来る一般的な方法ではありません。
 一部の業者が行っていて、あとでお話しますが窯業系のサイディ
 ングに使われる事が多いようです。
 なお、「光触媒」は「抗菌作用」もあるので内部で使われる事も
 あります。

■寒冷地で使われることが多い「鉄板サイディング」

 私の住むところも裏磐梯という寒冷地です。
 一般的に雪国では、鉄板サイディングを使います。
 ちなみに、ここ裏磐梯では、本物の木を外壁材に使うケースが多
 いようです。
 自然に溶け込むような素材を選ぶなら、木を張るのは効果的です。
 ですが、耐久性が乏しいので、張る場所を考えて計画する必要が
 あります。
 また、ログハウスもいいですね。

■最近の外壁材のトレンド

 2、3年ぐらい前から「鉄板サイディング」でも、デザイン性を
 考えたサイディングが増えてきました。
 波型の素材を生かしたサイディングです。
 例えば、ガルスパン(アイジー工業)やアイアンベール(Ykk ap)
 などです。
 他社メーカーでも開発されて、多く作られるようになりました。
 そして街で良く見かけるようになって来ました。
 昔ながらの職人に言わせると「波トタン」みたいで安っぽいなぁ
 と言われてしまう素材です(笑)。
 ですが、急激に普及してきました。

■張り分けてみる

 全体を同じ素材、同じ色で、おおうというのも考えられますが、
 サイディングを張り分けてみるとデザイン性がアップします。
 鉄板サイディングと窯業系サイディングを張り分ける。
 または、窯業系サイディングと木材を張り分けるということを、
 すると格段におもしろい建物になって来ます。
 「外壁材」は、遊び心を持って選ぶことでオリジナルな住まいに、
 近づくのではないでしょうか。

■一般的な「窯業系サイディング」

 窯業系サイディングとは、主原料にセメント質の原料や、繊維質
 の原料を成型して、硬化させたものです。
 木繊維や木片が入っているもの、パルプや合成繊維を補強材とし
 たものがあります。
 施工性が良く、耐久性がありデザイン性が豊富です。

■落ち着きのある住まい

 レンガのような形のものや木材の板状の形をしているものなど、
 さまざまです。
 日本の風土にあっているせいか、現在では、一番普及しているの
 ではないでしょうか。
 金属にはない、落ち着いた感じが特徴です。

■「左官職人さん」の昨今

 今までの外壁の仕上げ材として考えるなら他には、モルタル塗り
 などが考えられましたが、現在では、モルタル塗りの外壁材は、
 減って来ています。
 タイルやレンガを張った建物は、まだまだ存在していますが。。
 ですが、左官屋さんが現在は少なくなっているので、左官の職人
 さんに聞いてみると、最近ではあまりモルタルやタイル、レンガ
 などの外壁材を使う建物は少なくなったと聞きました。
 職人の技を生かせるところなんですが、現在の左官屋さんは、玄
 関のタイルや台所などのタイル張りなどの仕事がほとんどだと言
 います。
 最近では、健康ブームのせいか、内部の壁を「珪藻土」塗りなど
 にする住まいが増えているので、私としては、ほっとしています。

■欠かせない「シーリング材」

 サイディングのつなぎ目やサッシ周りのすきまをうめる材料。
 防水材とも言えます。
 外壁などに使われる、最近のシーリング材は、性能が良くなって
 来ています。
 変性シーリング材といって、動きに対応した柔軟性のあるものも
 あります。
 ただし、シーリング材は防水するために効果はありますが、耐用
 年数が短いという欠点もあります。
 外壁周りの防水処理は、サイディングの外側ではなく、外壁材の
 下地の段階で、防水を施しておくのが、良いようです。
 住宅保障での検査でも、外壁下地検査という項目があるぐらいで
 すから、シーリングに頼らない下地づくりが必要です。

■外壁材は住まいの「顔」

 外壁材で、住まいの「顔」が変わってきます。
 デザインや個性を生かした建物でも、外壁に使われる「素材」を、
 吟味します。
 もちろん外壁材だけでは、住まいの「顔」が決まるわけではありま
 せんが、「素材」の「種類」などは、あらかじめ検討しておくと、
 さらに住まいづくりが楽しくなるでしょう。  
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2006年01月15日

「雪だるま」づくり

775b2e12.jpg今日は朝から暖かくなりました。昨日からの雨でだいぶ雪がとけました。暖かいので、家族で雪だるまづくりをしました。何年も雪だるまなんて作ってなくてぎこちない雪だるまになってしまいましたが、楽しいひと時でした。
夕方から祭の神という地元のイベントがあり行ってきました。火にあたるのもいい感じです。そこで焼いて来たスルメはおいしかったです。

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『谷川正己』先生の本のご紹介

『快適住宅論』でもご紹介している谷川正己先生の書籍です。

■本のご紹介─────────────────────
 ▼【フランク・ロイド・ライトの日本
   浮世絵に魅せられた「もう一つの顔」】
   新書: 236 p ; サイズ(cm): 18
   出版社: 光文社 ; ISBN: 4334032699 ; (2004/09/18)
   Amazonへ ⇒ http://tinyurl.co.uk/c49s

 ▼【ライトと日本】 SD選書 123
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   出版社: 鹿島出版会 ; ISBN: 4306051234 ; (1977/01)
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 ▼【フランク・ロイド・ライトとはだれか】
   単行本: 205 p ; サイズ(cm): 19 x 13
   出版社: 王国社 ; ISBN: 4900456888 ; (2001/06)
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───────────────────────────
  
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新規メルマガ『快適インテリア論』創刊!

『快適住宅論』を書いてきましたが、新たなメルマガ『快適インテリア論』が創刊になりました。
詳しくは、まぐまぐの紹介ページをご覧下さい。
⇒ http://www.mag2.com/m/0000181835.html
『快適インテリア論』創刊号を掲載しました。購読は無料です。  続きを読む
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2006年01月14日

Vol.9 ダイニング

■ ダイニングとは食事室のこと

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■歴史から考える「インテリア」(快適住宅論No.023)

■「インテリアプランナー」をご紹介する前に

 「インテリア」を知るには、まず歴史を知っておくと理解しやす
 いので、「インテリアの歴史」について考えてみたいと思います。

■歴史から考える「インテリア」

 インテリアとは室内空間を指しますが、室内空間に含まれる「物」
 も含んだ考え方で使われます。
 また、インテリアに含まれる「もの」や「要素」などは、たくさ
 んの種類があります。
 種類が多くなり何を基準に考えていけばよいのでしょう。
 それはまずインテリアの歴史を簡単に知っていると役に立ちます。

■「西欧諸国」と「日本」での「建築様式」の違い

 「西欧諸国」とは、日本の文化では室内空間について、大きく異
 なる考えがあります。
 それは、「建築の様式」の違いです。
 どんな様式かと言うと、
 「西欧諸国」→ レンガを積んでつくる「壁式」の建築
 「日本」  → 柱と梁からなる「架構式」の建築
  注:架構(かこう)
    建築物を構成する骨組み、部材の組み方。
 「壁式」と「架構式」の違いからインテリアを考えてみましょう。

■「壁式」につかわれるレンガ

 壁式というスタイルでは、職人がひとつずつレンガを積んでいき
 壁をつくり、そして、レンガを壁から屋根へとつないで、一つの
 建築物にしていきます。

 壁をつくるのは、想像出来ますが、それをドーム型に屋根を形づ
 くるというのは、大変な作業だと思いますね。

■「レンガ」は簡単に壊れない

 使われるレンガは、簡単に壊れるものではありません。
 なので建築物をつくるという発想は、日本とは根本的に違います。
 日本では、柱と梁という材木をつかって住まいをつくります。
 なので、つくるにはあまり時間がかかりません。
 そして、傷んできたら取り壊すという手法で、新しい住まいを、
 建築します。
 簡単に壊れないから、室内空間を重視したとも言えます。
 そして歴史が古いので、装飾に対する技術が発達しました。

■「窓」の考え方

 レンガを積む壁式の建築では、窓を大きく取ることができません。
 「窓」という開口部を、日本のように大きく取ることが、構造的
 に出来ません。
 「窓」は縦に細長く、横に短いので、壁の面積が必然的に大きく
 なりました。
 大きな壁を装飾することで、室内空間に潤いを持たせ快適に演出
 するという技術が、発達しました。

■「光」の採り入れ方

 少ない窓から、いかに「光」を採り入れるかということが、その
 当時の建築家にとって大きな課題でした。
 そして「光」を、上手に採りこむ手法を手に入れました。
 例えば、ローマの【パンテオン】です。
 円形の直径、ドームの高さ共に50mにも達する建築物で、上部
 には9mほどの天空光を採り入れる穴があいています。
 薄暗いホールに、劇的に明るい光が、差し込んでいます。
 私も、実際に見に行って来ましたが、感動ものでした。
 穴が開いているということは、建物の中に水が入ってきてしまい
 ます。
 その水を排水することも考えた設計がされているという緻密さに、
 あらためて感動しました。
 「光」が少ない住まいにいかに「光」を採りこませるかは、現在
 の日本でも大切な考え方です。
 ちなみに、日本では、建築基準法により各部屋に対しての「窓」
 の最低限の大きさが制限されています。

・この壁式の考え方は、快適な住まいづくりでは欠かせない考え方
 なので、次回からもひきつづき書いていきたいと思います。

 今回のお話は、私の大学時代の恩師である「谷川正己」先生の、
 教えを私なりに、アレンジしてお届けしました。
 谷川先生はフランク・ロイド・ライト研究の第一人者です。
 そして建築史の専門家。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【谷川正己】先生のご紹介
 1930年生まれ。大阪工業大学工学部建築学科卒業。
 元日本大学工学部教授。工学博士。
 2000年 谷川正己フランク・ロイド・ライト研究室設立 主宰
 1998年、「Frank Lloyd Wright研究に関する一連の業績」で
 日本建築学会賞受賞。著書多数。(本による抜粋)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
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2006年01月13日

■私の一級建築士合格への一歩(快適住宅論No.022)

 今日は、ひき続き、
 「インテリアプランナーと一級建築士の試験」についてです。

■私の一級建築士合格への一歩

 私が、本格的に試験勉強に取り組んだのは、試験が7月なので、
 4ヶ月前からの3月からでした。
 1998年の3月のことです。
 一般的な受験生よりも、圧倒的にスタートが出遅れました。
 きっと合格出来るだろうと軽く思い込んでました。
 ですが、今から考えると、かなり無謀な思い込みでした。
 通常の受験生は1年ほど前から勉強に費やします。
 もっと楽に合格したいなら、始めるのは早いほうが絶対に楽です。

■学校へ通う

 私は、日建学院という専門学校へ仕事をしながら通っていました。
 ですが、3月まではエンジンがかかりませんでした。
 「仕事が大切」と、試験を後回しにしていました。
 なので学校も休みがちで担当者からよく電話をいただいていると
 いう少し問題児でした。

■きっかけは、偶然訪れる

 私が、本格的に勉強を本格的に始めたきっかけは、今の妻である
 美代子との出会いでした。
 彼女は、同じ学校に通って一級建築士を勉強していました。
 偶然、私の友人といっぷくしていると、彼女が現れました。
 彼女は、その友人の友達でした。
 たまたま3人とも同じ大学出身ということで意気投合しました。
 (ちなみに彼女は、たばこをすいません)

■彼女は「努力派」

 きっと合格するんだろうなぁというオーラを放っていました。
 そして、とても勉強熱心でした。
 合格するタイプというのは、このような人だと思いました。
 その勉強をする姿勢を見るうちに「一級建築士に合格するぞ!」
 という、忘れていた情熱がよみがえって来ました。

■その頃の彼女

 その頃彼女は、自宅の(有)鈴木電気商会で仕事をこなし、尚志高
 等学校という彼女の母校でインテリアデザインを教えていました。
 私は、その頃まで建築関係の分野で、学校で教えているという、
 先生に会ったことがなかったので、驚きました。

■きっかけは「シンプル」

 私は、父が大工の棟梁なので、昔から建築に関わっていました。
 そのせいか、一級建築士を取得して快適な住まいを目指すんだと
 意気込んでいたんですが、日々の仕事で、初心を忘れていました。
 彼女に刺激を受けて私は本格的に勉強を始めることになりました。
 きっかけは、いつも「シンプル」なものです。

■彼女はライバル

 同じ友人を介して知り合った二人でしたが、まだお互い勉強仲間
 という間柄でした。
 彼女はライバルです。
 合格率が低い一級建築士試験は、同じ学校に通う者でも競い合い
 ます。
 私の頃の受験生は、みな物静かでプレッシャーからか、教室には
 緊張感が充満しているようでした。

■自分との戦い

 私の一級建築士受験は、かなり孤独な受験勉強でした。
 ですが勉強は、自分との戦いです。
 普通の勉強と違い、合格するための技術を自分で身につけなくて
 はなりません。
 今から思えば、孤独だなぁと感じながら、勉強しなくても良かっ
 たんじゃないかと思いましたが、その頃の自分では、かなり意識
 して勉強していました。
 集中していたとも言えるでしょう。
 そりゃそうです。時間がないんですから。

■満点?

 そして7月末にある一次試験の前にある模試で満点を取りました。
 自分でもびっくりですが、どんな問題を解いても、解答できるよ
 うになっていました。
 もう反射的に答えがわかっちゃうんです。
 人間、鍛えれば出来るようになるんだなぁといました。

■試験はマークシート

 試験は、マークシートの5捨択一問題で100問。
 5択になると鉛筆を転がして正解を得ることは、なかなかうまく
 行きません。
 間違っているかなという選択肢が、2つはあるからです。
 そして、5択のうち一つを見つけ出し、どうしてこれが間違いな
 のかと言えるものを探さなくてはいけません。

■一級建築士合格の秘訣

 資格試験の場合、マークシートで解答をする場合が多いです。
 私も一級建築士取得後も、多々資格試験を受験しました。
 一度、勉強法を身につけると、案外簡単であったからです。
 ここでも同じように、合格の秘訣は、いたってシンプルです。
 「何度も反復する」というものです。
 そんなのわかってるよと、思われる方も多いと思いますが、
 資格試験では、「過去問」を「何度も反復する」が鉄則です。
 私が一級建築士の受験の時には、過去問10年以上の問題と解答
 を暗記していました。
 1000問ぐらいは、平気で覚えていました。
 選択肢を入れると5000問。
 これは、自慢ではありません。
 一級建築士の試験に合格された方は、みな同じ経験をしています。 

 つづきは、明日。

 ようやく、明日はインテリアプランナーの話にいけそうです。  
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2006年01月11日

■建築士の試験(快適住宅論No.021)

■一次試験免除になる制度とは

 一次試験に合格してれば、次年度の一次試験が免除になります。
 2級建築士なら、2回まで。
 1級建築士なら、1回まで。
 のように、一次試験を免除して受験することが出来ます。

■合格する「受験生」

 目指すなら、一級建築士、とりあえず二級建築士を目指す。
 と意気込んで二級建築士を受験される方は目標意識が高いので、
 たいてい一回で合格して行きます。
 合格するんだろうなあと感じる方は、ほぼ100%の確率で合格し
 ます。
 勢いが違います。

■二級建築士の設計製図試験とは

 設計製図試験は、A2サイズ(420mm×594mm)の用紙に設計した
 住宅プランを描いて行きます。
 2級の設計製図試験の内容は配置図兼1階平面図、2階平面図、
 2階床伏図(ゆかふせず)兼1階小屋伏図、そして立面図、矩形図
 (かなばかりず)、面積表を4時間30分という時間で描き上げる
 ことになります。
 ちなみに一級建築士の設計製図試験は、5時間30分です。
 問題文を読み、条件に合ったプランをつくり(設計に約1時間)、
 製図(図面を描く)に残りの時間をかけて、描き上げます。
 4時間30分という時間は、とても短いので、時間との戦いです。
 最初の、設計が1時間程度で、まとまらなければ、製図を描き上
 げることは出来ません。
 いくら早く描くことが出来ても、合格する図面にするためには、
 作図する時間が必要不可欠だからです。

■二級建築士の設計製図試験に合格するには

 合格のコツなどは確かにあります。
 ですが、最終的には、図面を描くという訓練をつんでいないと、
 時間内に描くことは出来ません。
 製図試験では、A2サイズの用紙に要求された図面を、すべて描
 くことを「一式図(いっしきず)」と言っています。
 この一式図を多く描いていた方が合格します。
 簡単な話しですよね。
 ですが、この単純なことも出来ないと、来年も再度受験すること
 になってしまいます。
 製図試験では、図面を手描きで行うので、これまでの製図の蓄積
 された量が、ものを言います。
 たとえば、学生時代にたくさん描いたとか、実務で手で描いてい
 るなどのことです。

■最近の受験生実態

 最近ではCAD(Computer Aided Design)というコンピュータの
 ソフトを利用して図面を描くことがほとんどなので、手で描くと
 いうことが、出来ない受験生が増えてきました。
 ですが、私の経験からすると、CADというソフトを使って図面
 を作成することが出来る技術があれば、手でも描けると思います。
 CADでしか描いていないから、描けない。
 というのは言い訳です。
 図面を描くという技術は、図面の意味がわかり細部まで理解して
 いるということ。
 つまりは、細部までよく理解していない、だから描けないのだと
 思います。
 実際のところ、図面を描いたことがないという方が多い状況です。
 二級建築士を受験するのに、今までほとんど図面を描いたことが
 ないという方がいるというのは、恥ずかしい話ですよね。
 でも、これが現実です。
 勢いで、二級建築士を取ってしまったという方では、この即席の
 二級建築士になってしまいます。
 実際には、あまり知らないという二級建築士もいたりします。
 資格試験では、取得はすることが出来たとしても、実際に仕事の
 中で生かせるかどうかは、また別の話だということでしょう。

■二級建築士試験についてのまとめ

 二次試験に注目して書いてきましたが、一次試験の学科について
 書いてなかったので、ここで簡単にご紹介します。
 ○一級建築士 一次試験[学科の試験]の時間 3時間 
 ○二級建築士 一次試験[学科の試験]の時間 3時間×2
                       計6時間
 試験問題は一級建築士学科試験が、5択の中から1つの選択肢を選ぶ
 二級建築士学科試験では、4択の中から1つの選択肢を選びます。
 どちらとも、100問を4つの分野に分けて25問ずつ試験を行います。
 その合計点は4つの分野の合格ラインを超え、そして総合点数が
 合格ラインに超えた者が合格となります。
 この二つの基準があるため、4つの分野をまんべんなく勉強する
 必要があります。
 苦手分野が、少なくなるように試験が出来ています。
 確かに、苦手な分野があっては、設計して建築物をつくる場合に
 は、危険ですよね。
 だいたい合格点数ラインは、70%程度です。
 そして、設計製図試験では、A2の用紙の必要な図面を完成され
 ているかどうかで、採点されるかどうかが決まります。
 図面が完成していて、問題文にそったプランをつくり、図面が正
 しく描かれているかどうかです。

■住まいづくりには「二級建築士」

 建築士の資格試験では、一級建築士、二級建築士の他に、
 「木造建築士」という資格があります。
 「木造建築士」は、あまり受験される方もいないということと、
 受験をするなら、二級建築士からという流れになっています。
 住まいづくりでは、試験の内容の通り、条件に沿って住宅を設計
 して、図面に描くということで、二級建築士を取得していれば、
 住宅づくりにおいて、必要な資格であるということは、わかって
 いただけたのではないでしょうか。

 今日は、ここまで。

 つづきは、明日。  
Posted by sakaitoshimi at 02:32Comments(0)TrackBack(0)

2006年01月10日

■一級建築士とは(快適住宅論No.020)

 一級建築士取得とインテリアプランナーを取得した経緯を書いて
 いきます。
 現在までの、私の道のりです。
 「一級建築士」とは名前は知っているけど、どういった資格なの
 か?ということも書きました。
 それから私は「インテリアプランナー」という資格もあります。
 あまり聞かれない資格なので、いつも「インテリアプランナー」
 について説明することになってしまいます・・・。
 知っている方の少ない、有名でない資格には意味があるのかなあ
 と最近つくづく感じますが、私も資格を持つものとして少しでも
 知っていただければ、住まいづくりを目指す方にとってもきっと
 役に立つはずと思い、詳しく説明していきます。
 ちなみに「インテリアコーディネーター」とは違う資格です。
 こちらの「インテリアコーディネーター」という資格は、かなり
 メジャーになりました。
 読者の皆さまの中には、
 「名前は知っているゾ!」
 「聞いたことがある」
 という方もおいでではないでしょうか。
 住まいづくりでは、建築士の他にも上記のような資格を持つ方と
 打合せをすることになると思うので、あらかじめ知っておくと役
 に立つはずです。
 ではまず「建築士」についてです。
 私の一級建築士取得についてのエピソードと合わせて説明してみ
 ます。

■「一級建築士」とは

 私が一級建築士を受験して取得したのが平成10年のことです。
 一級建築士の受験資格は、建築学部のある大学を卒業してから、
 実務経験が2年必要です。
 私もちょうど大学を卒業して2年が経っていたので、一級建築士
 を取得しようと勉強を始めた時期です。

■「一級建築士」に合格するには

 一級建築士などの技術系の資格は、独学での取得は、なかなか難
 しいとされています。
 なので、一級建築士を受験されるほとんどの方は、建築士受験を
 するための専門学校へ通い勉強をします。
 普段の仕事をしながら、夜間や日曜日を使い勉強していきます。

■「一級建築士」試験で合格を目指す専門学校

 私も専門学校へ通い、受験1回で合格できました。
 私が通ったのが、「日建学院」という専門学校です。
 建築士や宅建などの資格取得で全国でも有名な学校です。
 私の先輩達も建築士受験のための専門学校に通っていたので迷わ
 ず、というか当時福島県には、この学校しかなかったので・・・

■「一級建築士」受験のための専門学校の合格実績

 今、思えば合格実績から判断すると日建学院への通学がベストな
 選択だった思いました。
 おかげさまで一回で合格出来たので。
 一級建築士を取得された方は、何らかの形で学校に通っています。
 独学で勉強されたという方は、ほんとうに少ないです。
 そのほとんどが、日建学院生という驚くべき事実があります。
 ここ数年の間に、新規参入をされた専門学校もあります。
 ですが、合格された方は、以前、何らかの形で日建学院に通って
 いたというデータがあるようです。

■一級建築士の職能

 一級建築士という資格は、簡単に説明するなら取得すると規模に
 制限なく、建築物の設計が出来るという資格です。
 また、二級建築士という資格には、制限があります。
 なので、住宅などの設計を通常の業務にされる方は、二級建築士
 で十分な資格となっています。
 二級建築士の合格者は、設計をされる方だけではなく、大工さん
 や建材屋さん、設備屋さん、家具屋さんなど、建築全般を勉強し
 て、スキルアップを目指す、たくさんの方がいらっしゃいます。
 また、実際には設計にあまり従事しない、ハウスメーカーの営業
 の方も資格を持ってらっしゃる方も多くなりました。

■建築士受験生への指導

 私は、合格してから、私が勉強していた学校である日建学院で、
 これまで6年間、二級建築士の二次試験、製図の試験のための、
 講師をしています。
 なので毎年受験シーズンには、多くの受験生の図面の指導や講義
 を行っています。

■受験シーズン[受験時期]

 ○一級建築士 一次試験[学科の試験]    7月末頃
            「一次試験の合格発表は9月中旬」
        二次試験[設計製図の試験] 10月中旬
            「二次試験の合格発表は12月下旬」
 ○二級建築士 一次試験[学科の試験]    7月上旬
            「一次試験の合格発表は9月上旬」
        二次試験[設計製図の試験]  9月末頃
            「二次試験の合格発表は12月上旬」
 というスケジュールで全国で開催されます。

■私が担当する二級建築士の製図試験の場合

 二級建築士の製図試験の勉強が始まるのが、一次試験終了後か
 らです。
 正式な合格発表がある前から始まります。
 なぜなら、二級建築士の試験の場合、一次の合格発表から2週間
 後に本試験になるため、勉強出来る時間が取れないからです。
 なので合格予想点数のラインから自己採点により製図試験の準備
 に入ります。

■建築関係者の落ち着かない時期

 建築関係者で、建築士を持っていない方は、たいてい二級建築士
 を目指します。
 なぜなら建築の世界では、建築士を持っているかどうかで違いが
 あるからです。
 違いとは、たとえばお給料などの待遇や設計や現場での認知度が
 変わって来るからです。
 私もそうですが、20代で一級建築士の頃は、若さや経験では、現
 場の職人さんに負けていますが、一級建築士としての発言は違い
 ます。
 責任のある資格、そして立場となると見られ方が違うのもあたり
 前かもしれません。
 また建築関係者は建築士受験時期である7月から10月までの期間、
 休日や夜などに学校に通ったりして勉強しているので、あわただ
 しい、落ち着かない時期になります。
 また受験される方の中には、恒例行事として、建築士を受験され
 る方もいらっしゃいます。
 毎年勉強もしないで(少しはされているとは思いますが・・・)
 受験するように会社に言われたからとか、親が工務店をされてい
 る二代目などは、親の後を継がなくてはならないから、という理
 由で受験する方もいらっしゃいます。
 このように毎年受験される方もいます。
 建築関係者の多くは、休みもなく勉強しています。
 私もそういえば、夏の時期になると休みがないですね。
 講師活動時期の日曜日は朝から夕方まで学校に張り付いています。
 ですが合格する方たちは、いつも熱心に勉強しています。
 そんな生徒さんを見ていると自分も頑張らなければという思いが
 こみ上げてきます。
 そして合格された喜びの声によって次年度へとつづくエネルギー
 をいただいています。
 私が教える学生さんたちは、学校へ来ている方ならほとんど合格
 します。
 自分でも驚きですが、合格率は高いです(自慢かも!)。

 今日は、ここまで。

 つづきは、明日。  
Posted by sakaitoshimi at 02:37Comments(0)TrackBack(0)

2006年01月07日

Vol.8 ブラインド

■ ブラインドといえば・・・

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Posted by s_miyoko at 18:28Comments(0)TrackBack(0)

■住宅チラシの読み方(快適住宅論No.019)

 「住宅チラシの読み方」続編を、お届けします。

■住宅のチラシづくりを知ること

 住宅のチラシづくりのお話しをすることは、この住宅業界では、
 タブーとされていることです。
 私が知る限りではチラシづくりのコツを聞いたことがありません。
 ローコスト住宅などのチラシづくりのコツは、高い金額で、
 販売されています。私も取り寄せて勉強してみました(笑)。
 なぜなら、手の内を知られてしますからです。
 ですが『快適住宅論』読者の皆様にだけ特別にお話ししています。
 このチラシづくりの鉄則がわかっていれば、チラシに惑わされる
 ことなく、あなたが目指す本来の快適な住まいづくりが出来ると
 信じているからです。
 またチラシづくりのノウハウを知っている方は、住宅業界の中で
 もかなり少ないと思います。
 たいていの工務店さんやハウスメーカーさんは、広告代理店任せ
 で作ってしまうからです。
 ですが、作り手が読み手のことを真剣に考えたチラシは、読んで
 いて引き込まれてしまい、ワクワクして来ます。
 そして、住まいづくりではこの夢中になるほど読んでしまうチラ
 シに出会えるかどうかは、大切なことのひとつだと思います。
 読者の皆様は、作り手の意図をしっかりと感じ取り快適な住まい
 づくりを実現して欲しいと思います。

■住宅のチラシは「金曜日」の朝刊に入る

 「金曜日の朝刊」は、さまざまな結果をもとにはじき出された、
 住宅のチラシの出し方の鉄則です。
 折り込む側としては、反応が高い曜日に入れたがるので、見る側
 としては、金曜日の朝刊に折り込まれるチラシに注目すべきです。
 また2番目は土曜日がいいようです。
 月曜日から木曜日に入る住宅関係のチラシは、反応が悪いので、
 チラシが入っているのを見たことがないんじゃないかと思います。

■作り手の「顔写真」

 通常のチラシでは住宅の外観の写真やイメージパースなどが掲載
 されます。
 住宅を作っている人の写真が、あるかどうかで信頼度が違って来
 ます。
 確かに、住宅を説明する文や住宅の写真は必要です。
 ですが、それだけでは親密な感じがしません。
 親密な感じがないと信頼度が下がってしまいます。 
 顔写真があるかどうかをチェックすることは大切だと思います。

■住宅の価格が掲載されているかどうか

 住宅の価格を掲載するかどうかは住まいづくりの基本コンセプト
 によって変わってきます。
 価格を前面に押し出しているチラシは、価格でしか勝負していま
 せん。
 主にローコスト住宅に多い傾向がありあます。
 ローコスト住宅では、一見安く感じますが、決して安い住宅とい
 うものはありません。
 あるとすれば、ただの住まうだけの箱だと思ってください。
 また、住むために必要なものがない場合があるので、注意が必要
 です(住めなくては住宅とは言えませんね・・・)。
 例えば、坪30万円の住宅についてです。
 住まいづくりには、なくてはならない工事と付加機能としての工
 事があります。
 その付加工事を抜いてしまえば坪30万とあらわすことは出来るで
 しょう。
 これは、いわゆる数字の操作です。
 ここまでは含みますが、ここからはオプションです。
 という感じです。
 住まいづくりをされる方は、この坪30万というキャッチコピーを
 頼りに住まいづくりを検討されるのは注意が必要です。
 ローコスト住宅メーカーさんでなくても、地元の優良な工務店さ
 んだと、案外安く作っていたりします。
 ただ地元の工務店さんは、大工さんや現場監督さんで、頑固な方
 が多いと思いますので、住まいづくりについて聞いていただいて
 も、作り手の意図が伝わらない場合があるので注意が必要です。

■注文住宅の価格

 注文住宅をするメーカーさんでは、建物によって価格が違うため、
 一般的には、住宅の価格は掲載されていないと思います。
 ただ、仕様についてはしっかり書いてあるのが良いチラシです。
 基礎はベタ基礎、屋根はガルバリウム鋼板・・・などなど。
 仕様は、あらかじめチェックしておきましょう。
 わからない語句が出ていても、わかりやすく書いてあるチラシは
 親切ですね。
 きっと、しっかりとした住まいづくりの知識をお持ちのメーカー
 さんの可能性が高いと思います。

■こだわりのある住まい

 こだわりが見えるチラシは、見ていて楽しいものです。
 ただ注意が必要なのは、こだわりすぎて、住まいづくりを押し付
 けられる場合があります。
 住まいづくりは、建て主さまのものです。
 押し付けられても、毅然とした態度で意思決定が出来るようにし
 ておかなくてはなりません。

■ライフスタイルが見えるかどうか

 チラシを読んで、これから住まうことになろう住宅で、家族の光
 景やくつろいでいる自分の姿が見えるかどうかは大切なことです。
 イメージが出来ないと、プランを作ってもらったり、御見積りを
 してもらっても、時間の無駄になる可能性があります。
 今のライフスタイルと、新しい住まいでのライフスタイルは、基
 本的に同じですが、環境が変わればライフスタイルも変わってき
 ます。
 ですが、住まう人は変わるものではありません。
 住まう人が快適になるような環境をつくりだすことが、住まいづ
 くりの欠かせないポイントです。

■住まいづくりの「夢」がイメージ出来るかどうか

 「夢」がある住まいづくりをするわけですから、「夢」に答えて
 くれる住宅メーカーを選ばなくてはなりません。
 チラシには、たくさんの「夢」が盛り込まれていますが、あなた
 の「夢」ではありません。
 あなた自身の「夢」をカタチに変えることが必要です。
 日々の情報収集と見学会や勉強会に参加してみると良いでしょう。
 あまり時間のない方は、しっかりとチラシを読み、そしてたくさ
 んの住宅メーカーの中から選択をして、実際に見に行ってみると
 良いでしょう。
 チラシは、あくまでも情報伝達の一部ですから、最終的には、作
 り手とコンタクトを取って、相談されると良いと思います。
 そのためには、事前の準備をしっかりとしておけば、相談をして
 も、時間の無駄にはなりません。

■直感的なわかりやすさ

 最後は「直感」が、頼りです。
 いくらチラシづくりのプロでも「見やすさ」を重視します。
 そして、直感的に感じたものは偶然の一致(シンクロにシティ)
 を、もたらしてくれる事が多いようです。
 住まいづくりでは、このシンクロニシティを信じてみるのも楽し
 さが生まれます。

 住まいづくりを楽しめるかどうかも大切なことです。  
Posted by sakaitoshimi at 02:42Comments(0)TrackBack(0)

2006年01月06日

■住宅チラシの読み方と住宅メーカーの選び方(快適住宅論No.018)

 「住宅チラシの読み方と住宅メーカーの選び方」について、お届
 けします。

■「正月の新聞」

 正月の新聞は毎年かなりのボリュームで、びっくりしますね。
 私も昔は、新聞配達をしていた経験があるのでわかりますが配達
 は、かなり大変です。
 自転車で配達するんですが、自転車のカゴに入らないぐらいの量
 になります。
 何回も行ったり来たりするので配達には通常の倍ぐらい時間がか
 かります。
 ですが、読む側にとっては、かなりの厚みのある新聞は嬉しいで
 すね。
 私は日経新聞と地方紙そして建設関係の新聞を購読しています。
 なので新聞受けに入らないぐらいの厚い新聞になってました。
 さすがにすべてのページをじっくり読んでいたら1日あっても足
 りないぐらいなので、私は、さらりと浅く目を通し、気になった
 記事があったら赤ペンでチェックしながら読んでいます。
 そのチェックした記事を切り抜いてスクラップしてあります。
 そして正月の新聞にはチラシも、すばらしくたくさんの量が入っ
 ていました。
 チラシもパラパラと眺めてみると楽しいものです。
 中には、住宅チラシもたくさん入っていましたね。
 今日は、その「住宅チラシの読み方」ついて考えたいと思います。

■「住宅チラシ」とは

 「住宅のチラシ」とは、住宅をつくるメーカーが新聞に折り込む
 広告のことです。
 私も普段は、新聞広告を配布しています。
 配布する側から見た、損をしないチラシの読み方について、快適
 住宅論では指南してみたいと思います。

■カラーとモノクロの違い

 カラーで両面印刷されているチラシは、力が入っています。
 カラー印刷とは、通常1色刷り(モノクロ)のところを、4色で
 印刷します。
 なので印刷コストも倍以上かかります。
 かなり気合が入っていると言えるでしょう。
 見る側としては、わかりやすくていいですが、大手の住宅メーカ
 ーは、このチラシに大きな力を注ぎます。
 また大手だとテレビCMも流していますね。
 見る側としてはチラシや直接新聞の紙面に折り込む場合もありま
 す、そしてテレビCMを連動させているので、また来たかと思う
 のではないでしょうか。
 ですが、カラーとモノクロでどちらが優れているということは、
 ありません。
 情報の量としては、カラーの方が多いですが、内容で考えると、
 モノクロにも光るものがあることが多いのも事実です。
 色で選んでいては、得たい情報を入手するのに、範囲をせばめて
 しまいます。
 色ではなく、内容を吟味してみることをお勧めします。

■ネットを活用してみる

 最近ではネット(自社ホームページ)とチラシそしてテレビCM
 を連動させている会社もあるようです。
 見る側としては、チラシだけではなくネットを活用して、しっか
 りと情報を入手することが必要です。
 チラシに惑わされては情報の一部しか見ていないことになります。
 展示場などに行こうかと考える前にしっかりとネットで勉強して
 から見に行くことをお勧めします。
 でないと、住宅メーカーの営業マンに電話や訪問を受けるという
 めんどうなことになってしまいます。
 たくさんの住宅メーカーがあるわけですから、見分ける目を養う
 事も大切です。

■良い住宅メーカーとは

 良い住宅メーカーとは、もちろん住宅づくりを真剣に行っている、
 そして何より建て主様の意向に沿った住まいづくりをしてくれる
 住宅会社のことを指します。
 その反対で、相性が合わない住宅メーカーとは、会社自らの保身
 を優先させた会社のことです。
 つまり建て主様優先ではなく、自社の利益優先の会社のことです。
 自分本位の会社を言いますが、このような住宅会社に出会わない
 ためにも、選択の眼を養っておく必要があります。
 また、建て主様の住まいづくりの主旨にそわない住宅メーカーと
 も言えるでしょう。

■見分ける前に、まずすべきこと。

 住宅メーカーの見分け方は、何の基準もないと見分けるのに苦労
 します、というか見分けることが出来ません。
 基準があってこその住宅メーカー選びと言えます。
 例えば、1皿100円で食べれる回転寿司屋さんと、本格的な御
 寿司屋さんとでは、出てくるネタからサービスまで、すべてが違
 います。
 私は、どちらの御寿司屋さんも好きですが、住宅づくりとなると
 簡単に決められません。
 その選択を誤ると、ご家族との貴重な時間と大切なお金を浪費す
 ることになってしまいます。

■住まいづくりの方向性を見定める

 住まいづくりの方向性は、たくさんあります。
 何を第一に優先させるかがポイントになって来ます。
 また、誰に最終的な決定権があるかで、住まいづくりも変わって
 来ます。
 ご家族でしっかりと話しあわれることをお勧めします。
 それからでも住まいづくりは遅くはありません。
 「今年中に建てるぞ」と意気込んでいらっしゃる方でもあせって
 はいけません。
 落ち着いて冷静に検討しなければなりません。
 それから住まいづくりに取り掛かることです。

■住まいづくりの選び方

 私がお勧めする住宅メーカーの選び方は、まずチラシを熟読して
 みることです。
 チラシは、住宅メーカーの命と言ってもいいでしょう。
 住宅メーカーはチラシを有料で大量に配布しています。
 いわば会社が投資をしているチラシはとても大切なものなのです。
 いかに情報を掲載して、建て主様、そしてご家族の方に理解して
 いただくかに力を注ぎます。
 ありきたりのチラシでは、見ても他社との違いがありません。
 ですが他社とは違う「何か」を感じ取れたチラシには、じっくり
 と時間をかけて読んでみることです。
 そして何が感情をくすぶっているのかを考えます。
 その「何か」が少しでも住まいづくりの方向性に合っていれば、
 住宅メーカーを訪れて「何か」をはっきりさせることが、快適な
 住まいづくりの一歩と言えるでしょう。  
Posted by sakaitoshimi at 02:45Comments(0)TrackBack(0)

No018『快適住宅論』住宅チラシのコメントコーナー

正月の住宅広告のチラシで気になったキーワードや実際に展示場を見てきたという方は、コメントに書き込み下さい。
私は建築関係の仕事をしていますが、建て主様と一緒にたくさんの住宅展示場を見てきた経験があります。このブログを分かち合いの場にしてみましょう。  
Posted by sakaitoshimi at 01:29Comments(3)TrackBack(0)

2006年01月04日

オール電化住宅の黄色い看板

a3d12803.jpg事務所前に置いてあります。2年ほど前に東北電力さんに作っていただいた看板です。みなさんの街でも見かけた事があるのではないでしょうか。
今日は家族で温泉に来ています。温泉は、とってもくつろぎますね。  
Posted by sakaitoshimi at 23:12Comments(0)TrackBack(0)

2006年01月03日

船引の「めおと獅子舞」

4a919100.jpg今日は、船引の「めおと獅子舞」を見てきました。


私の妻の実家が福島県船引町(現在は田村市)で毎年正月に開催される催しです。
実家の裏が、ちょうど神社になっているため獅子舞の通るルートになっています。
近くて楽です。
「獅子舞」に私の娘もパクリと頭を食べられてしまいました!
頭をパクリとかじられると頭が良くなると言われています。
私も頭をかじられてみたいなあ〜。でも子供限定らしいので残念ですね・・・
先ほど、自宅に帰ってきました。
磐越自動車道が吹雪のため通行止め(会津若松から磐梯熱海)のため、国道49号線は渋滞でした。
通常よりも3倍ぐらい時間がかかりました。
かなり疲れました。
今日は姉夫婦が帰ってきています。
例年だと、モノポリーや人生ゲーム、そしてUNO、基本のトランプや花札をしています。
いつもゲームをして遊ぶんですが、今年は準備していたものがあります。
「人生ゲームM&A」です。
かなり激しくなりそうな予感。
楽しみですね。  
Posted by sakaitoshimi at 18:28Comments(1)TrackBack(0)

2006年01月02日

アクアマリンふくしま

bcffa49d.jpg今日は朝から福島県いわき市にあるアクアマリンふくしまへやって来ました。今日はそんなに混雑していないようですが、福袋が売り切れでした。  
Posted by sakaitoshimi at 13:55Comments(1)TrackBack(0)

2006年01月01日

■新年(快適住宅論No.017)

 みなさん、新年あけましておめでとうございます。
 ついに年が明けました!
 S.A.建築デザインの酒井利美です。
 皆様のおかげで、新しい年を迎えることが出来ました。
 感謝です!
 本当にありがとうございました。
 そして、今年もよろしくお願いいたします。
 みなさまにとって幸せ多き年でありますように!

■2006年の「快適な住まいづくり」の目標

 「快適な住まいづくり」の一環として、2005年11月よりスタート
 したのが、このメルマガでした。
 これから、住まいづくりを始められる方、また快適な住まいを日
 々の生活の中で生かせるようになればという思いから書き始めま
 した。
 私は、設計の打合せや住まいづくりのコンサルティングに、多く
 の時間をかけて取り組んでいます。
 ですが、なかなか細かな部分までは、お話し出来ないことが多い
 事も感じていました。
 その中で、メルマガを発行することで多くの方にメールをいただ
 いたり、メルマガ読んでますよ、と言われる事が多くなりました。
 ありがとうございました。
 2006年の快適な住まいづくりの目標は、ズバリ『快適住宅論』を
 続けること、そして快適な住まいづくりを実践し続けます。
 2006年は、快適な住まいづくりに向けて、走り続けます。
 ひとりでも多くの方に、安心・安全で快適な住まいを実現してい
 ただく事が、私の願いです。

■『快適住宅論』では住まいに関するご相談を受け付けております。

 もっとお役に立てる情報を配信したいと思いますので、日頃から
 疑問に思っていることをお聞かせ下さい。
 また、ご意見・ご感想をお待ちしております。
 宛先は→ toshi@sa-design.com

■年末年始のメルマガ発行について

 私達の事務所では、1月5日までお休みです。
 このメルマガ[快適住宅論]は、平日日刊として発行しています
 ので、基本的にはお休みします。
 ですが、パソコンに向かう時間が出来たら随時発行する予定です。  
Posted by sakaitoshimi at 02:49Comments(0)TrackBack(0)